日本人2人が死亡

フリーの日本人ジャ橋田信介さん、小川功太郎さんが乗った自動車が、何者かに銃撃されて死亡した。その犯人は今も判らない。二人は危険な地域であることを承知でイラクに入ったのだから、お気の毒なことではあるが、ご本人たちはある程度覚悟されていたと思うし、家族の方もこの悲報に「覚悟は出来ていた」と述べられておられた。

この襲撃は日本人と判っていて行われたものか、襲撃したら日本人だったのか、それは勿論判らないけれど、過去にあった誘拐とは違って殺すことが前提になっている。これをどうみるか、判断の分かれるところかも知れないが、イラクの反米感情が高まってきているとも思われる。

それにしてもフリーのジャーリストの無謀さには驚く。これは日本だけのことなのであろうか、そうなら日本のマスコミはイラクでの取材を止めるべきで、これを野放しにするなら、その責任の一端を負わなければならない。事故が起きる度に国民の税金が費やされることにも、我慢の限界がある。

（2004.5.31.）