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飲酒運転  

 福岡市役所職員が飲酒運転をして橋の上で追突事故を起こし、前の車は川に落ち子供3人が亡くなるという事件があった。この事件が契機になって飲酒運転が俄かに注目され、マスコミが情報を集めると公務員、それも警官とか先生の飲酒運転が次々と報道された。余りにもその数が多くて、今までマスコミは公務員に遠慮していたのではなかったか、と疑いたくなる。そして福岡市ではこの職員を懲戒免職にしたので、報道された警察などは、どうも右に倣えにならざるを得ないことになりそうだ。  
 飲酒運転についての罰はまだ軽すぎる気がする。もし無免許での飲酒運転で人身事故を起こしたらこの3つの罪の罰を足したものにする。つまり飲酒運転をした者は、それからの人生が失われるくらいの罰にすべきだ。とにかく見つからなければ罰は免れるが、見つかったら将来はないぐらいの厳罰にしなければ、飲酒運転は無くならないと思う。 幸い私はお酒が駄目だから、飲む楽しみは知らないが飲酒運転の心配はない。最近の多分若い人と思うが、速度違反は言うに及ばず、車線変更、割り込みは当たり前の運転には閉口する、それに目につくのが二輪車の気侭な運転、これらの運転が全て飲酒とは思わないが、この人たちはお酒を飲んでも運転はするだろう、ということだ。
 飲酒運転は現行犯でなければ捕まらない、だから捕まった側から言えば「運が悪かった」となり、反省など期待できるものではない。警察がどんなに躍起になっても、お酒を飲ませるお店が協力しても、本人が「飲酒運転をやめる」気にならなければ駄目である。むしろ福岡市長にお願いしたいのは、市役所の職員に、市会議員も含め「私は飲酒運転をしましたら、退職いたします」との誓約書を出させることを考えて欲しい、。事故の有無でなく飲んだら運転しないとの誓約だから、可なりの効果があると思うのだが、如何なもだろうか。
(2006.9.21)

この福岡の事故、それに交通安全運動の開始と、マスコミにはびったりのテーマになり、飲酒運転が毎日のように報道されているのに、その中で飲酒運転による事故が次ぎから次へと報道されている。「オレは大丈夫」と自信過剰型、「オレは捕まらん」と無関心型が大勢いるのに違いない。繰り返していうが、警察や一杯飲み屋がどんなに努力してもそこには裏道がある筈、だからご本人が自覚する方法を探さなくてはならない。前項で誓約書を提言したが、もっとよい方法はないものか。刑事罰と懲戒免職の併用よりも、もっと厳しい内容の罰を皆さんで考えて下さい。車を運転しない人も含めて、多くの人たちが飲酒運転したものを村八分に処する。これもできたら大変な効果をあげるのではないか。
(2006.9.25)