過去問難易度表「市川学園中学校」
問題番号 | 難易度 | 予想正答率 | コメント |
1-(1) | ★★★★ | 80% | 大問1の4問は、かなり難しい。(1)は少し時間をかければできる。 (3)は解き方を知っていても、初めの大問1にしては非常に面倒なので「こんなに時間使って大丈夫かな?」という不安とも闘う必要がある。 更に(4)は捨てて良い問題だ。辺の長さが5:12:13の時は直角三角形になるという性質を使って強引に解くのが現実的かもしれない。 埼玉・茨城を受験していない受験生は、最初の入試が市川中なのだが、その1校目の大問1で、こんなに難しくて揺さぶられてペースを狂わせたら大変だ。 |
1-(2) | ★★★★ | 80% | |
1-(3) | ★★ | 40% | |
1-(4) | ★ | 20% | |
2 | ★★ | 40% | 市川中を受ける生徒なら、理屈は分かるはず。1度が109.9km×360度÷3.14÷2なのだが、109.9÷3.14がちょうど35になって割り切れるのに気付くと計算がかなり楽になる。半端な109.9を3.14で割ると収拾つかなくなりそうだが、四捨五入ありなので、まずは計算するしかない。 |
3-(1) | ★★★★ | 80% | サイコロの問題。 しっかり読む必要があるが、地道に書いていけばできるだろう。 |
3-(2) | ★★★ | 60% | |
4-(1) | ★★★★ | 80% | 食塩水の問題。(1)ができないのは「時間が足りなくて焦った人」と「大問1と2ができなくて集中力を切らした人」だろう。通常なら十分できる。 (2)重さは比だけ出ている。見覚えがあってパッと反応しないと時間が不足しそう。 |
4-(2) | ★★ | 40% | |
5-(1) | ★★★ | 60% | 早く正確に情報処理ができるかを試す問題。 金曜が何日間で他の曜日が何日間というのは、きれいな式を立てずに数えるのが無難。途中の数字をしっかりメモしないと、見直しできなくなる。 |
5-(2) | ★★ | 40% | |
6 | ★★ | 40% | 理科で光の反射の作図を練習してきた人は、手を出しやすそう。単純だが、あまり見慣れない問題なので、不安に思えた人もいるだろう。 |
7-(1) | ★★ | 40% | (1)そのものは、難しくないが、多くの時間が不足し焦っている状態だと、正答率は更に低くなるはず。 (2)は平面の図に直せるかがカギ。 (3)は開成など御三家に合格確実の人も市川を受けるから20%と予想。市川が第一志望の生徒は、ほぼ全滅だろう。捨てるべき。 |
7-(2) | ★ | 20% | |
7-(3) | ★ | 20% |
★平成21年「第一回入試」算数★
【ひとこと】・・21年1月の第一回入試は、捨てるべき問題はない。全体的に「ちょっと難しい問題」が続いている。
このような傾向だと、成績上位の生徒は、ケアレスミスが続かない限り合格に近づく。パターンの暗記より、その場で関係を見つけて考える大問3〜5のような問題は、時間がかかる。易しめの部分でスピードを出して解ければ、気分的に楽に解ける。
逆に苦手な人は、「時間がなかったら捨てる問題」があっても良いと考えるべきだ。100点満点のうち、75点に手を出して20点間違えて55点取り、他の教科で挽回を狙おうと考えておけば、25点ぶんが空欄でも精神的ダメージが少ない。
問題番号 | 難易度 | 予想正答率 | コメント |
1-(1) | ★★★★ | 80% | (1)は落ち着いて少し時間を使ってよいくらいの気持ちで解く。 (2)は、1日ずれないように。地道に時間を使って解くとあせるので、パッと計算できなければ、後回しにするのも仕方ない。 (3)は線分図を書かないで「4年後は父52歳、兄15歳。父の半分は26歳で弟は15歳引いて11歳。4年前は7歳」と出すのが無難。 (5)は結構面倒なので、時間配分であせってミスする人も出てきそう。 |
1-(2) | ★★★ | 60% | |
1-(3) | ★★★★ | 80% | |
1-(4) | ★★★★ | 80% | |
1-(5) | ★★ | 40% | |
2 | ★★★ | 60% | 作図にしては難しくない。例も載っているので点を取りたい。 |
3-(1) | ★★★★ | 80% | (2)は数え方を工夫しないと、6.7.16以外にあるかもしれないと考え込むことになる。 |
3-(2) | ★★★ | 60% | |
4-(1) | ★★★ | 60% | 小数第二位を四捨五入という条件に注意。 きれいな式でなくても、メモ書きしていけば解ける。 燃費の意味をカン違いしたら、無駄な時間を使ってしまう。 |
4-(2) | ★★ | 40% | |
4-(3) | ★ | 20% | |
5 | ★★★ | 60% | 「Aの正反対がC」「Aの隣にF」と決まったら、いくつか確かめているうちに正解にたどりつく。1分でもできるかもしれないが、5分たってもできないかもしれないので、落着きが必要。 |
6-(1) | ★★ | 40% | 説明をする形式は戸惑うかもしれないが、市川中レベルの受験生なら乗り切れるはず。 (2)までは時間があればできそうだが、なかなか解く時間はなさそうだ。 |
6-(2) | ★★ | 40% |