管理人のつぶやき
このホームページの管理人ブンブン.が、思ったこと、愚痴りたいことをそのまま書いたものです。不定期に更新します。

■6月24日 ふざけるな2 〜ビックカメラは隠蔽体質〜
 柏駅前の(株)ビックカメラ柏店の件(6/21)の続き。
 犯罪者扱いされたわけだから、あんな店にもう二度と買い物に行く気はない。ポイントカードに貯まったポイントは無駄になってしまう。そこで、迷惑かけたんだから、ポイントを知り合いに譲るくらいの特例を認めてくれてもいいだろうと電話で問い合わせた。
 ビックポイントサービスセンターに電話をかけて事情を説明した。事実確認する時間も必要だし、上司と相談する必要もあると思ったため「即答はできないだろうから、文書でお願いしたほうがいいですよね」と言ったら、電話に出た人は「私が責任者です。」と即答。「そのようなことは一切できません。これは最終回答です」と突っぱねる。「万引き犯扱いした店をこれからも利用しろというのが無理でしょ。これでも客側の勝手な理由だから門前払いするの?」と指摘しても、規則はそうなっていますと言う内容の回答を繰り返す。できない理由を説明するなど、理解してもらうような説明は一切なかった。「責任者」って、店長とか取締役レベルの人で、例外を認める権限を持った人じゃないの?
 その後、店のフロア責任者から電話がかかってきて話をしたが、
現場の店員から万引き騒ぎがあったという報告が全くなかったそうだ。だれが荷物の中身を検査したのか、よくわからないので、どんな店員か教えて欲しいという。「報告する必要がない小さいこと」と考えたか、「ミスを隠蔽しようたした」かのどちらかだろうが、どちらにしろ大問題だ。
 それ以前に疑問が残る、というより驚いた点がある。トラブルを起こして隠蔽しようとした悪質な店員を、本気で探して厳重注意しようとする姿勢が全く見られないからだ。
(1)ポイントカードも利用したがクレジットカードも利用したので、利用明細書には外し忘れた若手店員の名前が書いてある。万引きを捕まえようとする難しい仕事もする店員なのだから、外し忘れた若手店員に口頭で注意くらいしているはず。
(2)いくら大きな店といっても、買い物をした時刻も階も明確だ。16:29に6階で「ひげそり」を買い物したのは明確だ。
(3)
「荷物検査」には5階の他の店員二人も立ち会っている。「朝礼で全員に『該当者がいたら申し出るように』と伝達しても申し出がない」から分からないとのこと。
(4)特定するために「40代半ばに見えた」など店員の特徴を
1回目の電話で伝えた。
(5)そもそも万引きへの対応は、アルバイト店員や就職活動が終わったばかりの新入社員ではなく、一部の正社員が対応することになっているのが普通だと思うので、特定はたやすいはずなのだが。
(6)エスカレーター付近は、防犯カメラが設置してあると思うのだが。時刻も場所も明確だから、問題の店員も映っているのではないか。

以上のように事実が明確なのだ。ところが数日後に電話があった時「万引きと間違えたという事実は確認できたのですか」と質問したが、ノラリクラリと逃げて回答を避けた。「犯人(?)」を特定したのなら、逃げる必要は全くなく、仮に「今回は万引きじゃなかったから一応注意するけど、まあ防犯装置が誤作動するのは仕方ないからめげるなよ」とでも伝えて「厳重注意処分にしました」と伝えるという選択肢も考えられるのに、あえて逃げて回答を避けるのだ。
 「万引き犯と間違えた」という事実が確認できない(正確には店側が積極的に確認しようとしない)ので、店側が心から謝ろうという状態になっていないのが分かる。『万引きと間違えられたという事実をでっちあげて何か要求されるのを防ぎたい』と警戒しているのてはないかとも思える。
 結局、神経逆撫でするような対応が続いたあげく、結論はNO。ポイントを何か譲渡できる商品券に変えるのも不可とのこと。できることはポイントに数百円加算した指定商品をお詫びとして進呈することだけ。金額の大小は本質ではないが、クレーマー扱いされて警戒されているような気がして不快だ。
 やりとりして強く感じたのは「権限のある役職者」に何としても取り次がないで事を済ませようとする対応に徹していることだ。上の役職の人に取り次ぐのを極端に嫌がり、自分の評価が下がるような口調だったまともな会社なら上の役職者が率先してクレーム・苦情に対応するのだが、面倒な仕事は主任・課長クラスの中間管理職に押し付けるのかと勘ぐりたくなる。こちらが質問をしても「検討して後ほどお電話します」というような回答ばかり。本来は強く批判・抗議して謝罪をさせたいところだが、これ以上話をしても、どうにもならない。
 
実は私の従兄弟が、某企業に応募して採用されたところ、面倒な苦情処理を会社側から押し付けられてノイローゼになり飛び降り自殺した。このため、主任や課長などという権限ありそうだが実は全く権限なく誠実な姿勢だけ示して謝るしかできないと思われるビックカメラ柏店の正社員の苦悩が実感できる。(今回は私が要求した「万引きと間違えた店員が誰か探す」権限すらなかったと考えられる。詳しくは知らないが、派遣社員とかメーカーからの応援要員がいて、現場の主任の力ではそれらの店員に事情聴取すらできないと考えるのが順当だろう)。本来ならこんな会社、退職すれば良いのだが、正社員としての就職が難しい格差社会の時代である。フリーターや派遣社員になるのを考えると、命を削って会社に奉公せざるをえないのかもしれない。
 これでは一般の社員をイビるだけだ。といって、こういう場合「店長に会わせろ」と粘り強く要求すると、苦情を受ける担当者が「店長の力借りないと仕事できない使えない奴」などと会社から判断され苦境に陥る可能性が高い。間違えた店員と、管理責任と再発防止対策をとる責任と権限がある責任者(たとえば株式会社ビックカメラ柏店店長)と話をするのが適切なのだが。
 これ以上主張すると、こちらの意図とは異なってしまい、非常に不本意だ。そこで止むを得ず、ビックポイントカードのポイントは、無駄にして握りつぶすことにした。
NOという結論は別としても、もう少しまともな店だと思っていただけに、便利な場所にあるのに二度と行けないのは残念だ。株式会社ビックカメラの社員から自殺者が出ないことを祈る。

■6月21日 ふざけるな〜ビックカメラに犯罪者扱いされた〜
 腹立たしいことが続いている。
 619日の午後429分ごろ、柏駅前の株式会社ビックカメラ柏店の6階で「電気ひげそり」を買ってエスカレーターで降りようとすると、どこかでピピピと鳴った。万引き防止用の警報装置を店員が取り外し忘れてブザーが鳴ったわけだ。すると店員が私が買った物が入っている紙袋をぎゅっと握り締めてから引ったくり、具体的なことは何も言わずに「こちらへどうぞ」と案内された。逃げるような気配は全く見せず、戸惑っている客が相手なのに。
 チェックされるのは仕方ないとしても、カネを払って客のものになった紙袋を、何の説明もなく一方的に没収し中身を調べるというは腹立たしい。(株)ビッグカメラは、客を犯罪者扱いしておきながら、申し訳ありませんでしたの一言だけ。具体的状況の説明や、今後どう注意するとか、外し忘れた店員を呼んで謝らせるとかは一切しようとしない。もう少し時間があれば、具体的に抗議したのだが、急いでいたので止む無くほとんど粘らずに帰る。

 もう1つ。3月に引越ししたのだが、1ヶ月で返ってくるはずの「敷金」が3ヶ月たっても返ってこない。業者が修繕の見積をするのに時間がかかる、担当者が沖縄に
10日以上出張しているなど、ズルズルと延びた。5月20日には「6月中旬に振り込みます」と言ってきたので、「もっと早くしてくださいよ」とお願いしたのに、6月20日になっても返ってこない。1ヶ月で返ってくるはずのカネが、2ヶ月たった時点で「更に1ヶ月かかります」と言われ、そのおちょくった期限すら守らない。
 こんなことがあると、気分がめげる。顔つきが怖くなってしまう。こんなことがあっても、怒らない人が50人に1人くらいいるとは思うけど、あたしはそんな人格者じゃないので、怒ってしまう。

■6月11日 ワールドカップ
 4年前の日本でのサッカーワールドカップは、すごい盛り上がりだった。
 日本がロシアと試合をしている時、都内で仕事を終えて柏まで行くことになっていた。日本がリード中の日暮里駅では、青い服を着たグループが「ニッポン!」と叫ぶと周りの乗客も一緒に叫ぶ。うるさいなという顔をしている人は、ほとんどいない。
 松戸駅では降りた乗客が「ニッポン!」などと叫ぶと、反対側のホームから複数の呼応した叫び声がこだました。日本勝利の情報が伝わると回りの知らない人と一緒に喜びあったのも新鮮だった。
 仲間の先生と勢いで居酒屋に行ってから帰ったのだが、いつもと駅前の雰囲気が違うのに気づいた。駅の周辺には、座り込んでタバコをすっているような一見「怪しい」とも思える若者がいるが、彼らもみんなニコニコしている。普段と違って全く怖くない。(まあ、普段はニコニコしていても理由が分からないので、笑顔でも怪しいという印象を持つ傾向はあるのだが・・)
 日本を明るくするためにも、2連勝して決勝トーナメントに進んで欲しい。6月12日は21:30で授業を終えたら、すぐ帰ってテレビで応援だ!

■5月31日 占い師
 酔っ払った勢いで、今日も書き込みっ。
 高校時代の友人に、占い師がいる。15年以上会っていないが、新聞の全国紙にも原稿を書いているので、腕を磨いているのは間違えない。
 占い師の彼が言うには「占いというのは、希望を持たせ元気づけるのが仕事」だそうだ。たとえば双子座の運勢が悪い日には「おそらく失敗する」とは言わずに、「その日は無理せず慎重に行動すべき」とか「運が悪くて失敗したとしても、次の2回目は大丈夫だから、めげるな」などと伝えるとのこと。
 知り合いの塾講師で占いマニアの女性は「うまい占い師は、客が自分で道を切り開くよう促す」とも言っていた。たとえば「あと少しで婚約まで行くが、本当にこの人でいいの?」と不安で相談したら、二人の生年月日で占うものの、後半は人生相談になるそうだ。「生年月日から見ると相性が良いが、良すぎて少し不安。何か不満があっても、相手が好きだからといって我慢していること多くない? そうでしょう。 ぶつかっても簡単に壊れるような星ではないから、相手に遠慮しないで少しケンカするくらいでいいんじゃない?」などと、星占いに加えて、相手の背中をポンと押してやるのが仕事なのだ。そうでなかったら、1回5000円とか高額の料金を取るのに、リピーターが多くて行列かできるわけがない。
 塾講師や家庭教師も、占い師と似ている。
 私は教えていた塾でも、なるべくそんなスタンスで面談をしてきたつもりだ。説教だけなら元気が出ないし、強制されたら意欲が出にくい。
 私は6月下旬の大規模受験相談会に、今年もお手伝いに行く予定になっている。思いがけない相談を受けて刺激になるので、ここ5年ほど行って相談を受けている。ここでも、元気が出る回答をしたいと思う。

■5月30日 体力&気力回復
 2月から心身ともに疲れ果てていた。3月には入院もした。こんな時期に限って虫歯が痛み出すし、連日のように下痢腹痛を起こすし、もう大変だった。4月は1日8時間睡眠だと体がもたず、10時間くらい寝ていた。気分的にもテンションが低い状態で、力が入らなかった。合格可能性70%80%の生徒がバッタバッタ不合格になり、引越しで消耗し、教える塾が変わり戸惑いがあった等、気分的な原因が大きかったようだが。
 しかし、5月も末になり、ようやく以前のように体力が回復した。
 電車で30分立っても気にならない。駅では必ずエスカレーターに乗っていたが、行列があると隣の階段をスタスタ昇るようになった。するとUFOキャッチャーまで取れるようになった。\(^O^)/
 ということで、家庭教師先を探しています。短期もOK。詳細はこちらをクリックしてください。今までは体力・気力が万全でなかったで、あまり長時間教えるのはしんどかったのでCMを控えめ(?)にしてましたが、もう大丈夫なので、この場を借りてCMさせていただきます。

■5月27日 UFOキャッチャー
 1学期は受験産業で働くものにとって、時間はあるけど金がない時期だ。
 そのため6年ほど前から趣味にしているUFOキャッチャーには、あまり資金を投入できなくなった。時間はあるので、店には行くが、取りやすい位置に景品がなければ即撤退することが、できるようになった。
 ぬいぐるみ類は置き場所がない。引越しの際に処分したとはいえ、まだダンボール箱5つある。中途半端に大きいものは、置く場所が無いから断念!
 近頃凝っているのは、「お菓子」と「香水」だ。お菓子は500円使えば結構な量取れるので、充実感ある。がらがらの電車に乗りながら食べることもできる。
 香水(オーデトワレ、オーデコロン)は、高価でかさばらない。ぬいぐるみは技術よりは運で左右されるが、香水のような小さい箱は、テクニックが大きくモノを言う。急には消費が進まないので現在60個を越えたところだ。
 先週、香水をゲットすべく格闘していると、その日に中間テストが終わったばかりの中学生とバッタリ遭遇。ショッピングセンターのケームコーナーだし、テスト終わったばかりだから何も問題ない。それ以来、教えていても話が盛り上がる。精神年齢が年の割には離れていないと思っておこう(笑)

■5月15日 保護者との距離
 長年、受験産業ではたらいてきた。そのぶん年をとったので、生徒の保護者と同じくらいの年になりつつある。
 若いころは保護者=自分より年上であるから、丁寧な対応一本やりで、別に問題なかった。保護者も指導経験と技術を持った専門家だが自分より年下なので、あまりぶっちゃけた面談にはならなかった。
 しかしほぼ同じ年齢になると、気を許すとでもいうか本音をぶつけてくることが目立つ。「本当はもっと子どもに手間かけなきゃいけないとは分かってんですよ。サービス残業して身を削んなきゃ会社に残れないんで、仕方ないでしょう?」なんて愚痴は、若い講師には保護者は言えないはず。
 ぶっちゃけた本音をぶつけられても、私はあまり反応しない。「愚痴に反応されてもみっともないだけ」という人には問題なくても、「こちらの本音に応えてくれない」と思われて不評な時もある。
 今年は保護者と直接面談する機会がほとんどないが、これから磨くしかないだろう。

■5月7日 卒業生
 塾で長年教えていると、教えた生徒とバッタリ出くわす時がある。最近多いのは、大手居酒屋チェーンに行くと、卒業生がバイト店員をしていたということだ。
 他の昼間のバイトでは、時給が800円台、高くて900円前後と安いので、居酒屋で働いているのだそうだ。居酒屋だと時給1000円を越える遅い時間があるので稼げるとのこと。
 学生なら「先生、この刺身サービス、また来てね」との配慮を素直にもらえる。ただフリーターだと、「あと2〜3年はいいけど、その先どうするんだ?社員への登用はないの?」などと心配してしまう。
 大卒と高卒の賃金格差は案外少ない。しかし社員とフリーターの格差は統計の取り方によって異なるにしろ、2〜3倍の差になる。やはり気になる。もっとも、塾と家庭教師で教える仕事は、フリーターのような不安定な仕事なので、他人の心配をするより自分の心配をしたほうがいいかな。

■5月2日 衆議院、千葉7区・補欠選挙
 1週間ほど前から風邪で寝込んでいる。14時間寝て、夕方に塾と家庭教師に行く生活をしている。4月中に、かなり更新情報はパソコンに打ち込んであったため、パッと更新した。
 松戸市北部・流山・野田で衆議院の補欠選挙があった。面白く感じた反面、複雑な想いで大.田・和美氏の当選を見つめたのだった。
 太田氏が、キャバクラ勤務経験アリというのは、私はあまり気にしない。(私が昔いた大学院の仲間にも、質は違うものの「銀座」で働いていた人が二人いたし・・)
 大田・和美氏が卒業した高校は、太田氏が卒業した当時、千葉県内約140校で最も中退者が多い県立高校だった。(逆に言えば、その中で卒業したのは頑張ったとも言える。先生と生徒の努力で、中退者は今はずいぶん減ったようだが)
 対立候補の斉・藤健氏の有名高校から東大卒とは対照的だ。 努力して東大に入って、国民から反発される風潮は、残念だ。ついでに言うと、近頃の東大生は、ナンパして「僕は東大生だよ」と言うと、ひかれて逃げられるので、大学名は言わないか、「明治大です」などとウソをつくそうだ。また知り合いの東大生は、ゲームセンターで客として遊んでいたら、店長から腕を買われ「バイト店員にならないか」とスカウトされたが、大学名を言ったら同僚の店員がひいてしまい打ち解けられなくて辞めたそうだ。
 更に太田氏が高校卒業後に務めていた(株),グラン.プリ・システムは、高額の教材を訪問販売する業者だ。
http://homepage3.nifty.com/kashikoi/News/news-027.htm
たとえば↑には、営業停止処分を受けた問題ある会社のグループ会社と書いてある。処分を受ける前に退職しているので、法的には問題ないそうだが、個人的には、どうしてもスッキリしない。(だから私は県会議員の補欠選挙でも、太田氏に投票せずに、生まれて初めて自民党の候補に投票せざるをえなかった)
 選挙運動に来ていた野田前国対委員長が1人でビラを配っていたので、私は野田氏に手短に指摘すると、苦笑いしているだけだった。(更に突っ込むと選挙の妨害になりかねないのでやめたが)

■4月5日 更新再開
 パソコンを引越しする際に、回線の手続きに不備があって、約三週間パソコンが使えませんでした。本日ようやくつながりました。それまでは1日おきにインターネットカフェでチェックはしてましたが、慣れたパソコンだと旧式ではあるけど、使いやすさ抜群。
 春期講習も終わり、塾のほうのしごとが固まりつつあるので、真っ先に家庭教師などの営業のご案内を更新。他も少しずつ追加していきます。
 教える塾の場所が変わり、あまり生徒の様子を気軽に書き込めない立場になったので、その点は気を引き締めなくては。

■3月11日 引越し
 移転をすることになって、多忙だ。
 せっかく買った2万円の本棚も、カネにならずにタダ同然。3万円の冷蔵庫に至っては、PSEマークがないので引き取ってもらえない。うわー、たいへんだ。
 腹痛のため数日間病院で寝込んだため、ただでさえ忙しいのに、もう大変。
 電話回線が移転先につながるのに数日かかるので、管理人へのメールは3/15から1週間くらい届かなくなる予定です。
■2月17日 体力消耗
 11月から激務が続いていた。家庭教師の仕事が忙しくなり、終電ギリギリや「平日の昼間(?)」にも指導することが目立つようになった。今まで塾の仕事(小テストやプリントの作成ほか)は平日の昼間にできたが、その時間がなくなったので、もう大変。11月から今までは、半分以上塾に寝泊りする状態になった。2月6日からは中学受験が一段落し、何とかホームページを更新できるくらいにはなった。
 この間、体力の消耗は激しかった。忙しかった上に、それなりの年齢なので無理はない。(初代ウルトラマンと仮面ライダー1号を、再放送ではなくリアルタイムでギリギリ見てました)
 それ以上に大きかったのは、気分的な面だ。
 1つは「中学入試で過去問で余裕の点数、模試でも有望」な私立中がバッタバッタ不合格になってしまったこと。これには泣けてきた。生徒も泣くし、あたしも自分の無力さに泣きたくなった。合格すれば疲れていても元気でるんだけど・・・。
 もうひとつは、教えている塾で、授業料の支払い拒否が相次いだこと。何らかの不満を持って塾をやめることが多いので、「成績を上げるために塾に入れたのに、下がったんだから、残額は払えない!」などと主張されれば、不当ではあるけど一定の理解はできる。しかし、そんなレベルではない。
@月の終わりに『今月は欠席が多かったので1回分しか払えません』と家庭から主張されたので、契約書にも書いてある規定を説明した。それに対し『では、そういうことで』と返事があったので、納得してもらえたと感じたが、念のため聞き返すと『そういうこと』というのは1回分だけ払うこととのこと。
A月の1週目で塾と保護者が対立して、お互い不信感を持って辞めることになった。塾側は『規定は1か月分ですが、こういう事情ですから一部だけで結構です』と譲歩して話をしたところ、それでも拒否された。
B授業料を『払います』と宣言したのに、引っ越して数ヶ月、振込みも事情説明もない。

 うーん。塾業界では、「金持ちを相手にしないと生き残れない」と言われている。
 少子化が進んでいるのに加え、貧富の差が激しくなったためだ。もっと言うと、貧しい『負け組み』を相手にすると、少子化によって「薄利多売」が難しくなった。更に、親が子どもに学習させようとする意欲の低下と、中3生のクラス35人中33位でも公立高校に合格できる地域が増えたため、成績下位層があまり塾に行かせなくなったという事情がある。
 生徒だけならともかく、保護者との摩擦も急増しては、やっていられない。

■2006年1月23日私立中入試
 千葉県内の私立中学入試の1回目が終了した。非常に厳しい結果になってしまった。市川・東邦・芝浦柏・専修大松戸・昭和秀英・麗澤と受験したが、ほとんど不合格。教えた感触、過去問の出来からすると、かなりの確率で合格できると確信していたのだが・・・・。
 まだ正確な情報はないが、断片的な情報では、
(1)応募者は全体的に増えたが、合格者はあまり増えていない。
(2)麻布などの都内上位校を狙う生徒は、今まで市川学園などの千葉の私立を2校しか受けなかったのが、4校受ける生徒が目立った。
(3)このため、合格ラインが上がった。ギリギリの成績で第一志望にしている生徒は、ほとんど弾き飛ばされてしまった。
(4)私立中側は、このような事情は、すでに承知している。

■11月8日(火)講師募集
 ブンブンが教えている松戸市の塾で、個別指導講師を募集している。しかし、応募が少なくて困っている。
 塾業界では、時給が高いクラス授業は5年前に比べてほぼ半減して、かなりの激戦だ。1人募集に対し10人応募は珍しくない。しかし時給が安い個別指導講師の需要は大幅に増えており、質の高い講師の確保が結構難しい。
 もっとも、時給は同じでも時期によって極端に応募状況は違う。たとえば4月下旬は授業の時間割を決めたばかりの学生が多数応募してくる。11月初めも今まで応募が多かったはずだが、なぜか少ない。
 こちらの塾は、週1〜2回の勤務で時給1200円以上。残業もほとんどないので、いろいろやって楽しみたい人には最適と思うのだが、どうも反応が鈍い。優秀な応募者が来ることを祈るしかない。興味ある方はこちらをご覧になり管理人ブンブンまでメールください。

■10月12日(水)猫の世話
 夏休み中は1日15時間拘束・12時間労働の日々が続き、バテてしまった。9月に入ってから疲れが出て、1日9時間寝ても、なかなか体力が回復しない。夏期講習中に溜まっていた残務処理もはかどらず、文化祭の見学にもあまり行けず、何とか軌道に乗ったところで中間テスト!。今年は、9月29日の中間テストがあり、テスト対策で、そのまま多忙。
 中間テストも本日で終わり、ようやく余裕ができた。しかし、頭が痛いのは、塾に猫がいることだ。生徒が可愛い猫を拾って自宅で飼おうとしたらダメと言われ、塾で「とりあえず」預かることになった。小さい猫なのだか、拾って1週間たつと、ずいぶん成長した。高さ70cmの机の上に上げれば、1時間でも2時間でも机の上にいたが、今では飛び降り、飛び上がりも余裕。ただ、エサは柔らかい魚でなくてはダメで、猫用でも硬いのは食べない。忙しい時に限って、おしっこするし、もう大変。
 でもかわいい。生徒も「かわい〜い」「うわっ、やわらかい!」と人気者。中3の生徒は「We named the cat Tama」などと黒板に自主的に英作文するし。そして、猫の世話をしていると、成績がイマイチで宿題をしてこない生徒を教えても、以前ほどイライラしなくなった。そりゃ、成績イマイチでも、日本語通じるもん! 猫と同列に扱うのは失礼なのは当然だが、変なところで余裕が出てきたのだろうか?
 現在、タマをひざの上に乗せながら、泊まりこみで仕事中です。

■9月3日(土) 北海道視察
 他の塾の先生に誘われ、北海道に行った。
 北海道の高校の先生から「ウチの高校は寮もあるし、首都圏からも生徒を受け入れています。ぜひ見学にきてください」と他塾の先生に話が来た。それで何人かの塾の先生方で、半分視察・半分観光で行くことになった。
 視察したのは「北海道栄高等学校」だ。埼玉県の「埼玉栄(さかえ)高校」の姉妹校で、何人かの先生は埼玉から来ている。新千歳空港から約1時間、室蘭と苫小牧の中間にある白老町にある高校だ。
 地方では公立志向が強く、北海道も同様だが、コース制度を作り、学習指導を徹底して年々受験生からの人気が高まっている。分割授業で生徒数が10人程度の少人数授業を見学したが、成績最上位生が聞いても退屈しない説明が随所でなされてた数学の授業、ノートを取るのが早い生徒と遅い生徒がいる時の間の取り方が絶妙な英語の授業には、感心した。校舎が広く窓を開けている(冷房が無いため)のに、掃除が徹底して校舎が汚れていないのにも、丁寧さを感じた。(塾の関係者4人が視察するだけで、全校をきれいにするような指示は出せないはず)
 施設面も生徒数500人ほどの学校としては素晴らしい。印象的だったのは、野球部の屋内練習場は立派だったがその一方で、傷ついたボールを縫って再び使えるように置いてあることだった。(駒大苫小牧と同じ地区の関係で今年は甲子園へ出られなかったのが残念)
 また、生徒がさわやかに挨拶するのは、首都圏ではなかなか見られない。(野球部はじめ運動部の生徒は、さわやかというより元気よいという印象でしたが) 素朴な生徒が多いのも目立った。
 寮費が食費込みで52000円というのも安い。夜になれば、学校のある白老は真っ暗なので、テレビを見るか勉強するかしかないそうなので、誘惑も少ないだろう。
 
 ちなみにブンブンの塾では、一昨年・昨年と2年続けてニュージーランドの高校に進んだ生徒がいた。二人とも積極的な生徒ではないが、自分で選択して進んで行った。
 積極的に寮を勧める生徒として、部活に燃えたい生徒の他、自分では意志が弱いと思っているが将来のために勉強に力を入れたい生徒がある。やや消極的な理由では、「同級生から『うんこ』というあだなをつけられてしまった」「自分の性格がイヤで、リセットして別の地でスタートしたい」というような生徒は、知っている人のいない遠くの高校に行くのも良いと思う。
 離島や過疎地だと、自宅から通える高校は限られていて、寮のある高校に進むのも正面から考えることになる。首都圏は高校の数が多いが、地方の高校に進むのも、選択肢の一つだとあらためて感じた。

■8月13日早朝 落雷
 今日で夏期講習の前半が終了した。冷房の影響からか足が筋肉痛で大変だったが、何とか乗り切った。
 さて帰るか、と思ったら落雷で武蔵野線がストップ。2時間経っても動かない。駅は乗客だらけでタクシーは長蛇の列。論理が通じないバカな客は、多くの人にマイクで案内中の駅員の放送を制止して「早く列車出せよ!」と食ってかかるなど、警官が出動。
 仕方なく、塾に戻って泊り込むことに。(だから更新している)

■8月9日(火)多忙
 夏期講習は塾の稼ぎ時であります。夏期講習中で暇にしていたら、その塾は近いうちにつぶれる可能性大といえます。私・ブンブンも、朝8:40時までに出勤し、夜は24時ごろまで仕事する「15時間拘束・12時間労働」をしています。
 こんな多忙な時期に、うっとおしい勧誘が激しくなるから、たまったものではありません。普段は午前中不在という事情を考慮しても、夏休みになると普段の2〜3倍のペースでやってくるのです。内容は、商品先物取引や「安い電話」の個人的には全く不要な勧誘が中心で、発信番号非通知の怪しい業者が過半数を占めます。
 夏休みは塾が忙しいというのは素人でもわかるハズ。特に「学習塾の事情はよく存じています」といって勧誘するコピー機や投資会社には、激怒したくなる。事情をよく知っているなら、なんでわざわざ夏休み中に勧誘電話するの?  受付専門の係員がいない小さな塾の人間としては、こんな愚痴を言いたくなります。
 冷蔵庫には、「リポビタンD」と「ウィダーインゼリー」と「赤マムシドリンク」が詰まっています。さあ、もう一押し、頑張るぞ!!。

■7月16日(土)内申点
 千葉県教育委員会から、絶対評価の分布が発表された。県内公立中学校(384校)から県教育委員会に提出された中3生の調査書の分布(3年12月)だ。

国語 数学 英語 理科 社会 音楽 美術 保健体育 技術家庭
20.9% 23.3% 23.5% 22.4% 23.3% 23.2% 20.2% 19.9% 18.1%
29.2% 27.0% 25.1% 29.8% 27.7% 33.9% 36.2% 34.4% 37.1%
35.0% 31.0% 31.3% 33.1% 33.4% 33.6% 34.9% 36.9% 35.6%
11.8% 14.8% 16.5% 11.4% 12.3% 6.5% 5.8% 5.9% 6.3%
3.1% 3.9% 3.6% 3.3% 3.3% 2.8% 2.9% 2.9% 2.9%
 相変わらず、甘くついている。英語以外は「5」と「4」で過半数を占めている。100人中90位の生徒の内申点は、主要5教科はさすがに「2」だが、実技4教科は「3」がつく。
 この数値は「平均」だから、これより圧倒的に甘くついた中学もある。特に成績が低迷している生徒に「1」をつけるか、甘くして「3」をつけるかは、大きな差になる。
 幸いにして千葉県の一般入試は、内申点軽視なので公平だが、特色化選抜は「運」で合格が決まる面がある。

■7月16日(土)カバンの中
 生徒の家に出張指導しに行っている。
 よーするに家庭教師なのですが、持って行くカバンは厚さ9センチほどのスーツケースの中には、色々な物が入っています。こんな物を持って指導に行きます。
(1)折りたたみ傘・・・・雨が降って傘を借りるのは、気を遣わせて申し訳ない。
(2)くつした・・・・・・・・穴の開いた靴下は、みっともない。電車の中で靴を脱いでチェック。
(3)モンダミン・・・・・・私はタバコは吸わないが、最寄り駅のトイレでくちゅくちゅしてから向かう。
(4)小テスト用紙・・・当日小テストを作って解かせる時に、ワクや生徒名を印刷した用紙だと見栄えがする。
(5)評価印・・・・・・・・「よくできました」「もっとがんばれ」などのハンコを押して、励ましたり誉めたりする。
(6)切手を張った封筒・・・宿題を忘れた場合は、来週まででなく「今日中に解いて明日の朝投函」させる
(7)工作用紙とハサミ・・・立方体の展開図など理解しにくい部分は、立体を作って確認させる。
(8)4色ボールペン・・・・・4色だと、特に算数数学で図を使った問題を説明しやすい。
(9)カロリーメイト・・・・・・入試が近くなると、多忙で立ち食いそばに寄ることもできない時がある。空腹対策。
(10)教材・・・・・・・・特に分からないところはない、といわれた時に解かせる問題。

■7月7日(木)買い物
 昨日の夜は泊り込みの勤務だった。授業終了後にインターネットで受験情報を調べていたら、いつのまにか時間を忘れて終電がなくなってしまった。勢いで溜まった雑用をこなして仮眠をとる。
 冬ならともかく、この時期は汗まみれになるので、大人しい女子に「先生、くさーい」と思われたら致命的。そこで近くの健康センターで、ひと風呂浴びに行った。
 その後、ダイエーで買い物をしたが、そこでウチの塾の卒業生と、現在通っている生徒の親とバッタリ出くわした。脂ぎった顔がスッキリしてヒゲも剃った状態だったので、気分も爽快、元気に挨拶した。疲れきった汗だくの表情ではなくて良かった。どこで見られているか分からない。
 塾の人間は、色々な場所で見られていると痛感した出来事があった。
 前に教えていた塾から徒歩1分の場所に大手スーパーがあったので、頻繁に私は近くのスーパーに文房具を買いに行った。500円くらいの少額の買い物が多かったので「お手数ですが領収証いただけませんか」と低姿勢で毎回頼んでいた。
 ある日、スーパーで毎回領収証を発行している係の方が、突然塾に来た。内心、「手間がかかるから何とかしてくれ」と言われるのかな・・・と思っていたら、違った。その係の方の息子さんが中学生で、塾を探しているとのこと。後日、うちの塾を選んだ理由が「塾の中には領収証を発行する時、傲慢な態度の塾もあるが、ここは客なのに恐縮して最も感じ良かったから」とのこと。
 どこで見られているか分からない。

■7月2日(土)青春18切符
 夏休み中は受験生を鍛えるのでヘトヘトになるのだが、1回か2回は旅行に行きたいと思っている。
 私は鉄道マニアでもあるので、京都大阪に行くのも、新幹線に普通に乗ることは、ほとんどない。青春18切符利用で夜行快速を使うことが多い。京都まで運賃だけで約8000円かかるのが、2300円相当で行けるのだから「超激安」と言える。これで京都に行って、三十三間堂で仏像相手に1時間にらめっこしたり、嵐山の渡月橋付近の川原で2時間座ってボケッとしたりする。(浮いたお金で、趣味のUFOキャッチャーに熱中する!)
 8000円が2300円で行けてはJRは儲からないのでは?と思えるが、原価計算がいい加減なのは、受験業界も同じだろう。一部地域では「春期講習は教材費2000円のみで受講OK」なんてのは極端としても、テスト対策補習は無料が当たり前だし、居残り補習も無料だ。人件費がどんぶり勘定でサービス残業当たり前の業界だからできるのだろうけど。
 長年塾で講師をしている立場で感じるのは、ここ数年で保護者のニーズが2極分解している。「成績が上がるなら追加料金は払いますよ」という立場の保護者と、「何とか無料で鍛えてください。有料だと出るかは考えます」という立場の保護者だ。
 更に気になるのは、私ブンブンが教えている塾は料金が他塾にくらべ圧倒的に安いのに「塾に通わしてんだから、タダでテスト前は教えて当たり前、今回の対策短いんじゃない? ××塾(うちの1.5倍くらいの料金の個別塾)は丁寧に教えてくれるっていうよ!」と言ってくる人も以前いた。そりゃ1.5倍の料金とれば、テスト前に無料で教えても十分モトが取れるんだけど・・・。
 意識が違う大きな原因は、「原価」がわからないことにかるのは間違いない。

■6月22日(火)入試日程
 すでに、来年春の千葉県公立高校入試の日程が発表されています。
特色化選抜・試験 特色化・合格発表 一般入試・試験 一般入試・合格発表
今年(2005) 2月2日 2月8日 2月24.25日 3月3日
来年(2006) 2月6日 2月10日 2月28日、3月1日 3月7日

 これを見ると、少し日程が遅くなっていることがわかります。私立がますます前倒しの傾向を強めているのに、遅くなっているのです。
 私は遅らせることに賛成します。2月上旬で「特色化選抜合格者」と「私立を第一志望とする生徒」は進学先を決めますが、以前と違いほぼ半分の人数になってしまいます。2月上旬で進学先を決めてのんびりする生徒が半分いては、公立高校の一般入試に向けて必死に勉強する雰囲気はできないでしょう。一般入試も遅くなったので、特色化選抜の合格発表から一般入試までが18日間と大して短くなっていないのは少し残念です。

■6月2日(木)体験指導
 
本日、中学生の女子が、ブンブンが教える塾に無料体験指導を受けに来た。ウチの塾では、講師全員が中3までの英語数学両方とも指導可能な先生ということもあって、先生を変えて2回まで個別指導を体験できることになっている。
 今までの経験では、男子生徒は講師の細かい希望はあまりない。せいぜい「あの先生は宿題多いから嫌だ!」といった講師側にも理解できる注文だ。女子でも、よくしゃべるタイプなら、初めは先生に抵抗があっても話をしているうちに仲良くなる傾向があるので、さほど問題はない。一番気を遣うのは「おとなしい女子」だ。合わない先生は、いくら先生が努力してもダメだ。理屈ではなく完成の世界だ。
 昔、こんなことがあったのを思い出した。
 やさしいお姉さん風の先生が、新入会の女子を教え始めたが、ほとんど笑わないで授業を受けていた。1ヶ月たっても2ヶ月たっても、やさしいお姉さんが「その鉛筆、かわいいねぇ」と話しかけても、ほとんど反応ナシだった。
 ある日、都合があり、その日だけ他の曜日に来ている同じくやさしいお姉さんタイプの先生が交代して教えることになった。この日初対面で名前も知らなかったので「こんにちは、今日だけ教えることになった菅野先生です」と紹介した途端に、2ヶ月間の無表情がウソのように笑顔を見せたのです\(^O^)/。  その先生が教える時は、宿題はキチンと解いてくるものの、(おそらく)わざと一部分飛ばして「また飛ばしちゃったの?」と叱られるのを楽しんでる気配もあった。
 いやー、相性って、難しいし、奥深い! おじさんが教えて反応鈍いなら話はわかるけど、二人とも優しいお姉さんなのに・・・。
 だから、学生の家庭教師募集の張り紙に「どんな生徒でも確実に得点を上げてみせます」などと書いているのを見ると、本当に大丈夫なのかなあと思ってしまう。

■5月24日(火)紳士服
 
夏用のスーツを1着買いに行った。自宅の近くにあるテレビCMで有名な店に行った。
 前回は、かなり前の春期講習中の休みの3月31日だったが、その時は「明日から消費税がかかりますから何としても今日ですよ」と強く勧められて不快に思って、それ以来だ。
 ますます営業重視が貫かれていたのには閉口した。
 「3万円程度の2パンツスーツを1着探している」と明確に、なおかつ何度も繰り返して伝えたのに、「55000円のを1万円引きで45000円ですよ」と2パンツでないものを勧める。「自分に合ったサイズは、この列だけですか?」と聞いたら「そうです。」と答えたのに、試着室の隣に更に安い2パンツスーツが数が並んでいた。昔来た時は「2着同時ですと1着当たり20000円になりますので、結果的にはお安くなります」のように、一応は客の立場に立った勧め方をしたものだが。
 買うものを決めて「会員カード」はないかと聞かれたので「ないです」と答えた後で、住所などを書くよう求められた。長さを直すので、そのためかと思ったら、生年月日まで記入する欄がある。未記入で出したら、更に求められたので、個人情報だから記入したくないという内容の説明をしたら「記入していただかないと会員カードが作れませんので・・」。 会員証を作るという説明もなければ、記入する用紙にも明確に書かれてはいない。何て強引なんだ、と腹立たしく感じて帰ってきた。
 ちなみに塾業界も、家庭教師派遣業ほどではないものの、大手は営業に熱心な塾が多い。保護者面談が、追加授業の説得会になってしまうこともあるそうだ。 このような営業活動、わたしは嫌いだ。私・ブンブンの塾では、個別指導の時間が足りないので追加をお願いしたい時は、詳細を書いたメモ書きをついでに送ってお願いする。それで反応がなかったら仕方ないというスタンスをとっている。
 それで気になるのは、通わせている保護者の中には、大手塾に通わせるとかかってくる営業電話が、ブンブンの塾からはかかってこないので、「うちの子は眼中に無い『お客さん』なのでは」とか「営業電話の時は、強気で塾に要求できるのだが、追加のお誘いがないと強気になれない」という話を聞いたことだ。

■5月19日(木)早朝特訓
 
今日は中3生の中間テスト。何と朝6時から8時まで早朝特訓をすることになった。今まで10回くらい「どうだ、もっと勉強したかったらテスト当日の朝に鍛えるぞ!」と声をかけたが、今回初めて「来る!」という生徒がいて、実施することになった。
 NHKの6時の時報と同時に塾の扉が開いて、何か楽しいイベントのようなノリで来たようだ。社会の暗記中心に教えたので、点数が上がることを願う。(直接カネになるわけではなく、サービス残業なのだが)
 教える側は、泊り込みになる。机の上に毛布を敷いて仮眠をとるのにはもう慣れた。やはり体が痛いけど。

■5月16日(月)勧誘電話
 
うちの塾にも勧誘電話がたくさん来る。去年あたりからコピー機と投資の勧誘が減って、代わりに電話会社からの勧誘電話が毎週5本くらいかかってくる。
 商品先物取引の勧誘は、発信番号非通知で、個人名を名乗り会社名を隠す不快なものが多い。中身を聞かず「発信番号非通知の電話は好きになれない」と言って切る。
 新しい料金体系になったという電話会社代理店は、言葉遣いは丁寧だが、こちらの回線の数などの個人情報に近いデータをしつこく聞き出そうとするのには参ってしまう。以前、「コピー機のリース期限があと1年ですから」と言って勧誘をしてきた業者があった。こちらに電話するのは初めてという業者だ。要するに、他の業者に「リース期限があと2年もあるからダメ」と理由をつけて断った時の情報が、その情報が他社に流れたようだ。リース期限ならほとんど実害はないが、怖い怖い。

■5月10日(火)学校見学

 
この日は都内の男子校の学校説明会に足を運んだ。学習塾の先生向けの説明会で、平日の10:00か10:30ごろ開始して、入試結果や指導方針を説明、校舎見学もして12:00ごろ終了というのがパターンだ。
 この日の学校(本郷中学高校)では、各担当の先生は予定の時間をほぼ守った(つまり話す内容をあらかじめ準備した)ので聞きやすかった。説明内容も明快だった。中には、校長などのお偉方が中身の無い長話で、司会の先生があたふたすることもあるが、このあたりは学校の体質を表していると思う。
 私立中学では、あらかじめ方針を打ち出すことが求められると思う。方針が明確でなくては、先生方は何でも「校長に相談して回答します」としか言えない。スピード感が学校のイメージを明るくする。

2006年12月16日カウンター設置