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E 02
50年史の思い出
この年史にとくに思い出があるのは、石原委員長の下で副委員長であったので、いろいろ意見を申し上げ、改革ができた。その第一が印刷所を凸版印刷から光村印刷に変えたことであった。その理由は凸版の見積書と光村に比べて高いことだった。これは編集を今まで凸版に依頼していたことによるのだが、これを委員会ですればよいとの主張が認められた事による。しかし印刷制作を担当する印刷所にとっては、手間が掛ることは否めない。幸い光村の社長の杉江氏がメンバーであったので、委員長がご面倒をお願いしたところ快諾を頂いた。これで印刷所のことは解決したが、その担当者が私のところに挨拶に見えたとき、私は吃驚したのである。小山という営業部次長は、30年前、私がホームという雑誌の編集をしていた頃、凸版印刷の営業でこの雑誌の担当者であったその人のである。共に再会を喜び、奇遇に驚いたが、その人となりをよく判っている人が担当してくれることになったのは、本当に幸いなことであった。 |