スケッチ・ブック(1)  首都圏近郊「かたくりの里」

 4月に入った快晴の日、相模野の北西部、城山町に自生している
「かたくり」の里を初めて訪ねる。小林一章さん個人の山であるが、首都圏随一の広さを誇り、自生とは言え丹精込めた素晴らしい庭園。万葉集で使っている「かたかご」が、「かたくり」の古語。