妊娠後期・臨月のお腹の張り

妊娠後期・臨月のお腹の張り


妊娠後期のお腹の張り

妊娠後期になるとほとんどの妊婦さんが、ときどきおなかが張るようになりますが、これは問題のないお腹の張りです。

しかし、妊娠中に立っていられないほどの強いお腹の張り、出血を伴う、1時間に5〜6回も張る、2〜3分ずっとカチカチに張る、しばらく安静(1時間程でおなかの張りが治れば問題なし)にしていても治まらないなどの場合は切迫流・早産の兆候があるので注意が必要です。。

この場合のお腹の張りは、痛みを伴う場合が多く、時間が経つにつれて頻度や強度が増してくるのが特徴です

お腹の張りは、腹帯などをはずし出来るだけ横向きになって安静にしましょう。出血や破水がないかチェックも忘れずに。たいていの場合は横になってリラックスすることで治りますが、それでも治らない場合は早めに受診を。

妊娠中は、自分がどちらのタイプのおなかの張りなのかを落ち着いて見分けることが大切です。もし不安なときも次の検診をまたず受診したほうが気分も晴れるでしょう。

安静やおなかの張り止めの投与によって症状がやわらいでも、すぐに普段の生活には戻さず、おなかの赤ちゃんが元気に成長するための時間と考えて自分を大切にしましょう。

また、起床時や尿が溜まっているとき、体の冷えはお腹が張りやすくなるので、少し安静にして落ち着くようなら心配いらないでしょう。


臨月のお腹の張り

臨月になると、赤ちゃんが子宮口に向かって押し下げようとする子宮の生理的収縮が始まり、おなかの張り・痛みが妊娠後期より頻度に感じるようになります。

この張りが10分に1回以上規則的に起こり、お産につながるものを陣痛といい、お産にならないものを、前駆陣痛(不規則でしばらく続いても治ってしまう張り)といいます。

この時期気をつけたいおなかの張り・痛みは、常位胎盤早期剥離(通常は出産直後にはがれる胎盤が、出産する前、胎児が子宮内にいる間にはがれて、子宮内で大出血を起こす疾患。母子ともに胎盤が剥離することです)と絨毛羊膜炎(卵膜が細菌感染して炎症を起こすことです)による陣痛前に起こる破水です。こんな場合は至急病院へ。


お腹が張って横になるなら、左側を下に

下大静脈は、右寄りに位置しています。個人差がありますが、右側を下にして寝るとおなかの張りが強く感じたりすることがあります。

これは、下大静脈が子宮に圧迫され、足から心臓に向かう血液の流れが悪くなり血圧の低下で起こる現象です。左を下にして横になるように心がけましょう。

また仰向けに寝るとお腹が張るのは当たり前の現象なので、横向きに寝ましょう。

もし張りがひどく入院になっても点滴治療のほかは安静で過ごします。入院になるほどひどくなる前に退屈かもしれませんが安静にしませんか?(退屈な日々はあと数ヶ月、その後めまぐるしく忙しいのですよ)


お腹が張って産院へ行くなら

明らかに陣痛と思えるおなかの張りや痛みなら、入院準備をして産院へ。それ以外の場合は、必要最小限のもので。入院グッズなど重いものを持つと症状がひどくなる場合があるので注意して!

#妊娠初期・中期の妊婦さんは、妊娠初期・中期のお腹の張りを参考に

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