promise






楽しそうに鼻声で歌う彼女の横顔が綺麗だと思った


「なあに?」


「たまにはこういうのも悪くないな、と」


台所に立つさんの後姿

まるで新婚の様だ、と思ったのは秘密だ


「はい、お待たせ」


緑茶に添えられた小さな茶菓子

ステレオからはさんが好きだと言っていた曲が流れている

窓から差し込む暖かい午後の光

目の前には愛しい人


これを『幸せ』と言わずして何と言おうか


「こっちに来てくれませんか?」


怪訝な顔をしながらさんが隣に座った


「変な克朗」


なかなか話を切り出さない俺を訝しく思いつつも

いつもの事だけど、とさんが笑っている



後ろのポケットには紙袋に入った指輪

学生の俺にはこんな安物しか買えないけれど

それでも

これを渡したらさんは喜んでくれるだろうか


彼女の両手を取り『その一言』の為に息を吸う


「大切な話があるんです」












『CigarettA』管理人・吉野みのちゃんよりいただきました、笛!渋沢ドリでぇす!!
ええ、先日メッセの最中に『真っ白い渋沢がいいんじゃああぁぁぁ!!』と我侭をぶっこいた私の為に
こんな素敵な渋沢をくださいました!!プロポーズ!されちゃったよいえー!!!(激しく壊れ気味)
吉野ちゃんあいらっびゅーん!!もう心から感謝感謝でっす!!!
また今度もゆっくり語りましょう!本当に本当にありがとうございました!!

05/05/30UP