3月1日
バンド若干復活、若干だがね
3月3日
もんじゃ、あの野菜とかチーズとかどろどろにしてぱりぱりにするあれ、見た目よりはるかにうまいあれね
食ってきましたよ、それも妥協を許さず本場月島で、う、うまいですよそりゃー、
しかしひとつ解せんことがあり、一言言わせていただこう、我々の入店した店は非常に繁盛し活気と
ビールにあふれかえっていた、冬にもかかわらずありえないミニスカートをはいた中学生とおやじ、
やたらきょろょろしている幸のなさそうなカップル、意味なく声のでかすぎるおやじども、等等
平日の夕方にもかかわらず鬼の形相で大勢の人が焼いては食うを繰り返す、我々も例に漏れず食らいんぐ
呑み飲グ、そこへ隣にいたまったく存在感の無いグループがいつの間にか去りドカタ風の二人組みが座り
注文を始めていた、どうやらなじみの客らしくなれたかんじで準備を始めている、我々は別段下町っ子では
ないし大して下町や江戸っ子に対して思い入れは無い、よってもんじゃなどを食うときはさして手際が
いい訳でもないし、作り方もごくごく一般的な、具材を先に落とし、ある程度のころあいを見計らい土手
を作り、ちょろちょろ流し込んでといった作り方である、別段気にはならんはずだ、だが、そのなじみだか
なんだかしらんが隣の連中、どうやらわれわれの作り方が気に食わないらしく、しきりに俺らのほうを見ては
目配せしてお互い合図を送っては首をかしげたり、鼻で笑ったりしている、時々「これだからなぁ、、」
見たいな事をほざいたりしている、自分達が近隣の出で江戸っ子だかなんだか知らぬが、人の食い物の
作り方を見てあれこれゆうては馬鹿にして、楽しいのだろうか?とゆうかうまいのだろうか?特に私が
思うに鉄板料理などは仲間うちでわいわいやってあははあははと楽しむのが粋である、そこに作り方がどう
などというこまっしゃくれた概念はないはずだ、得意気にきた具材をかっこよくさばきどうだといったところで
貴様らは粋か?無論非!である
3月4日
わたしたちののぞむぅものーは
このホームページが作られてしばらく経つ、いくら友人、知人の少ない私でも一回はこのページを見てくれた
人もいるようで、その中でも最も反響の大きかったのがなぜかファミコンコーナーの「いっき」(ファミコン
初期の農民一揆を無理やりゲーム化したもの)、、、、、なぜだ?ここまで力を入れてパワープレイしている
日記はないがしろにされて皆が「いっきよかったよ」と口をそろえて言っている、人というのは思わぬところ
で共鳴しているものである
3月5日(妄想の目)
「モォラァルゥ?!!!」「なぁにがモラルだくそばかたれがぁぁぁ!!」店内に響き渡る声、主は田所さん
奥の席にはじゅん君、困った顔をしている。テーブルをはさんで吉田さんこれも困った顔をしている
「ふざけやがってくそばかたれが!モラルなんてのはなぁ、吐いて捨てたらぁっ!ちゃぁあ!」そういうと
カー!ペッ!と床に吐き出す。「呑みすぎじゃないですか?」吉田さんが遠慮がちに声をかけるがまったく
聞いてない、「だいたいなぁ!腐れおまわりと馬鹿官僚の決めたエセルールで!ぐばぁ!」顔を真っ赤に
して時折むせながら田所さんの怒号は響く、店の大将は焼き鳥を放ったままどこかへ行ってしまい、店内は
煙が充満し、外から見るとちょっとした小火になっている、「ごっふぉ!そんなもんは!こうしたらぁ!ぱぁ!」
そういったかと思うとビール瓶をキッチンにおもくそに投げ飛ばした、はずだったが、手が汗ばんでいたため
横のテーブルに当たってぶち割れ、跳ね返る破片、それが田所さんの額を切った「ぐばぁ!ぴよんがぁぁぁ!!」
「べみーーーー!!!!!!!!!」奇声を発する田所さん。吉田さんは「あぁっぁ!はぁぁ!大丈夫ですかぁ?」
うろたえている、外を通る下校途中のガキ数名がその奇声を聞き立ち止まり見ている、すると額を切りながら
「見ぃぃせもんじゃにゅーー!!ぎぃぃい!」とすさまじい声でガキに向かって突進、ガキは逃げてゆく、
ぜぃぜぃいいながら席にもどり「あぁっぁぁっぁ!!!あぁぁーーーーー!!!!!がはぁ!」と絶叫とも
泣き声ともとれぬ、奇声を発する田所さん、そこで奥の席で沈黙を続けていたじゅん君が始めて口を開く、
じゅん「すいません、トイレいいっすか?」
田所「あぁ、ごめんごめん」
吉田「、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、」
田所「、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、」
3月10日
毎日仕事の日以外はなにもない日々が続いている、ビデオ屋で300円のバカ映画を買い、ギターを少しさわり、
窓を開け、寒くて閉め、踊り、メルヘンチックな想像をしようとしてはいつも脱線し、下ネタかバイオレンス
な方向に向かって迷走しだすため、酒を呑んでごまかそうとしてる間に眠ってしまう、、、
3月11日
カットソーって、、何?
3月12日
バンドの練習で久々に歌を歌わねばならんという事態に陥りしかたなく歌ったところ、自分でも驚くほどの下手
くそうさで、激しく落ち込んだ、だが言わせてもらえばこれには複数の事情があるものであって、わたくしの
歌が常識の度を越して下手とはいちがいに言えないわけである、まず喉の状態が考えられる、私は以前の日記に
も記しているが二月初めから三月あたりまで、激しい風邪ウイルスに蝕まれ、その間のどは使い物にならなかった。
また歌詞、メロディーその他楽曲を司る各パーツがほとんど未完成の状態で見切り発車的に演奏を開始して
しまった為、演奏、歌唱、そのどちらにも集中力をかき、歌詞をなんとなくメモしておいた紙切れは遠くて見えず
そうこうしてる間にも演奏は進むのであって、メンバーは苦悶の表情を浮かべ、ため息がもれ、、、、といった具合
しかしバンド経験者ならわかっていただけるはずだが、バンド演奏というものは何度も繰り返しその曲の演奏
を重ねるうちその曲にあった歌唱法を見つけ出し、いよいよそこからが真の腕も見せ所なのであり、それが
訪れるまでメンバーのため息と俺の奇声はスタジオに響き続けるのであった、、、、、、、、、、、、、、、
次は歌詞ぐらい覚えてきます、、、、
3月16日(妄想の目!)
1人「あぁだめだ!あぁこちらもだめだ、、、あぁなんて事だ」
2人「やはりだめでしたか」
1人「な、誰かと思えば君であったか、あぁどうやらだめだ、すべてだめになってしまったようだ」
「そちらはどうであったのだ?」
2人「いや、こちらもすべて駄目であろうな、、」
1人「ひどいものだ」
2人「あぁ、ひどいものだな」
1人「ここまでにしたのにな、、、」
2人「だが自業自得だよ」
1人「一概にそうとは言えまい」
2人「、、、、」
1人「、、、、」
「しかし何とかならないものか、、」
2人「わからないな、、こうなってしまっては」
1人「考えたのだが、別の事にしてみてはどうだろう」
2人「それは私も考えた、、だが別の事をしてみてここまでこれるのだろうか?おそらくここまでにするのにも
相当の労力を要しかつ、今以上にならねばならんだろう?」
1人「今以上にか、、、」
「気の持ちようでは?」
2人「その気が戻るかは今は何ともな、、」
1人「歳をとったな、」
2人「あぁ、君も私も、ここも」
1人「しかし、ひどい」
2人「、、、、、、、、、」
1人「なぁ?」
2人「?」
1人「こんなありさまにはなったがもう少し続けてみないか?」
2人「、、、そうだな、まだなにか見つかるかもしれん」
1人「見つからなかったら?」
2人「気の持ちようだろ?」
1人「はは、違いない」
3月17日
ソニックユースのライブにいく、詳しくはアーティストコーナーのライブレポートでもよみゃいいやん
3月30日
私は生まれもって、陰気で不気味な負のオーラを放っているようなところがあり、その結果行く先々であらぬ
迫害、暴言、陰口の数々をうけてきたわけだが、これも生まれ持っての才で圧倒的に存在感がないという能力
でなんとかその迫害を最低限で逃れひっそりと裏道を生きてきた、しかしこと職場となるといくら存在感が薄くても
実際存在しておるのでそういうわけにもいかない、わたくしは某駅ビルにて広告を作る仕事を担当しており、
同僚はいない、毎日だれとも喋ることなく、けっこうまじめに仕事しているのだが、ってまぁ寝てるけどね、
その職場でのわたしの不気味がられ方たるやひどいものである、通路をあるくだけで、超気持ち悪くな〜い!
超うざいんですけど〜!とまぁそれは言いすぎですけどね、でもまぁ近い状態なわけですよ、道を往来すれば
一人で虚空に話し掛ける人、笑顔で自転車を全力でこぐ人、無数の紙袋をさげて競歩するバンダナ青年
など、おおよそ一般の精神状態では考えられない方々がたくさんいる昨今、私など意外と普通に写るものだが
こと私の働いているのはファッションビルであるからして、女は自らの原型をとどめないほどに化粧を厚塗り
し、下着が見えるか見えないかというようなはしたない洋服に、髪は欧米人のそれをも超えてしまうほどに
色が抜けきっている、男はまるで女のように鏡にへばりついて食事休憩を惜しんで社員用トイレで髪を
ねじったり、スーツを整えては横を向いたりしている、アホか、そしてそこにいる誰もが私が一番、俺最高
と言った顔をして態度は傲慢、よく接客などやっていられるわいといった具合、そこにわたくしのような
田舎の純朴な音楽青年が一人、誰とも接触せずにひっそりといるものだから、彼らのような私、俺ら
超ハイセンスとか勘違いしている人々は私を見て「はっ!こんな小汚いカッペを雇うとはまったくここも
落ちたものだ」というような軽蔑の目や陰口が起こるのはごくごく自然なことである。まぁ基本的には
そんなことは気にしなければいいの、そうよ、とも考えるのだがどうにもこうにも居心地の悪さは拭えず
ここはひとつ笑顔を絶やさずにいれば皆も「あぁ、彼はあぁ見えて意外といいやつであるよなぁ」と言った
噂がたち見る見るうちに友達が、ってまぁいらんけどねそんなもんは、でもまぁとりあえずニコニコしてみた
わけ、そうすっとまぁいつもより人々の見る目が少し違うような気がなんとなくしてきたよ、いいよー、俺
いい感じよー、なんて思っていたんだけれどもね、しかしそんなに突然人の見た目など変わるかぁ?
おかしくねぇ?おかしいよねぇ!って事で気付きましたけどね、自分のチャックが全開なのにね、
笑顔でチャック全開、ギルガメッシュ!!アプシッアプシッ!!もういいです好きに言えばいい!ははは