2008年9月27日作成

秋元順子『セカンド・ストーリー』
すぎもとまさと『Heartful&Soulful』
オリジナル・アルバム“勝手に”解説ページ
すべての大人たちに捧げる感声の歌
〜第二章の始まり〜

ヒットシングル「愛のままで・・・」を含む全12曲

(↑Amazonにリンクしています)
秋元順子 『セカンド・ストーリー』
2008年8月6日発売
KICX-723 \2,800(tax in)


こんな方にオススメ
☆五輪真弓、橋真梨子、大橋純子など
落ち着いた歌唱をまったりと楽しみたい方

☆J-POPでも演歌でもなく、
“歌謡曲”として最新曲を聴きたい方

☆大人の女性の本音に迫る楽曲を堪能したい方
モノクロームの世界の中の鮮やかな情景・・・。
カラフルな世界の一点に漂う哀愁・・・。

ハートフルでソウルフルなヴォーカルが
14のドラマを見せる、聴かせる・・・。


Amazonにリンクしています)
すぎもとまさと 『Heartful&Soulful』
2008年9月24日 TECE-28784 \2,800(tax in)


こんな方にオススメ
☆様々な演歌歌手の元歌を一度に楽しみたい方
☆演歌でもフォークでもなく、
その中間的な哀愁漂う歌謡曲を聴きたい方

☆歌として、通常タブーとされるような
シーンまでもまるごと堪能したい方
秋元順子 『セカンド・ストーリー』 収録曲一覧 作品解説はコチラ
曲順 曲目 作詩 作曲 編曲 歌詞の状況 (あくまでも私の主観です)
→来宮良子風に読み上げると、効果的(笑)
(その為、本来「女性」と書くべき箇所を
敢えて「女」と突き放しています。ご了承を。)
NOROKE〜惚け〜 花岡優平 花岡優平 若草恵 愛の傷に恋が染み入る女。それを拒んで
惚けたりおどけたりするが、結局・・・。
夕なぎ〜私の時間〜 ちあき哲也 花岡優平 矢野立美 子育てを終えた女が、遠い日に秘めた
恋の続きを、夕陽を見ながら待ちわびる・・・。
JAZZYな夜に 花岡美奈子 花岡優平 藤田明夫 Jazzyな夜を過ごす男に恋焦がれ
一人寝の淋しさに怯える女
ひだまり 花岡美奈子 花岡優平 若草恵 休日のダサメガネ&モシャクシャ頭、
不器用な優しさまでが、私の陽だまり
フレーズ 花岡美奈子 花岡優平 矢野立美 大人の恋にはまりすぎた挙句、
別れを告げられ、その余韻に浸り眠る女
Mrs.シンデレラ 花岡優平 花岡優平 花岡優平 夜明けまで歌いながら踊りながら
プラトニックで相手を誘惑する女
希望の枯葉 上田紅葉 花岡優平 若草恵 昔の恋を泣いて笑って許すことで
“枯葉”も“希望”に変わると気づく女
忘れもの 花岡美奈子 花岡優平 花岡優平 古い灰皿やよれたジャケット、ドアの向こうの
足音に帰らぬ男を思い出し、
「バカヤロー」と酔いつぶれる女
愛しき旅路 石森ひろゆき 花岡優平 矢野立美 別れと出会いを経て愛しい日々に辿った女
10 エデンの園で逢いましょう 上田紅葉 花岡優平 矢野立美 情熱のままに狂おしく愛し続ける女
11 いいじゃない、人生 森田由美 花岡優平 藤田明夫 今も「綺麗」「素敵」と言われたい永遠の少女
12 愛のままで・・・ 花岡優平 花岡優平 花岡優平 愛が愛のままであり続けるために、
視線やくちびるで今を求める女
すぎもとまさと 『Heaertful&Soulful』 収録曲一覧 作品解説はコチラ
曲順 曲目 作詩 作曲 編曲
※弦編曲
歌詞の状況 (あくまでも私の主観です)
→来宮良子風に読み上げると、効果的(笑)
(その為、本来「女性」と書くべき箇所を
敢えて「女」と突き放しています。ご了承を。)
Hey!Mr.〜わたしが
 愛した早射ちマック〜
たか たかし 杉本眞人 すぎもとバンド 呆れた素振りをしながらも
浮気男を想い続ける女
薔薇のオルゴール ちあき哲也 杉本眞人 すぎもとバンド 前川清提供曲のセルフカバー。
恋の終焉に、棘や毒を贈る女(隠喩です)
OSAKA RAINY BLUE
(蛸焼き橋)
喜多條 忠 杉本眞人 すぎもとバンド 木村充揮提供曲のセルフカバー。
蛸焼き橋で待ちぼうけの女
「フィーバー2回もジャラジャラ出たけど
涙の方がもっと出た」←言わせたい!!(笑)
とまどいルージュ 夏海裕子 杉本眞人 すぎもとバンド チェウニ提供曲のセルフカバー。
別れの予感にとまどう真夜中に
男の好きな紅を引く女
柚子 ちあき哲也 杉本眞人 すぎもとバンド
※宮崎慎二
湯原昌幸提供曲のセルフカバー。
柚子のジャムトーストに
日々の幸せを実感する男
風の線路
(一宮浩二に捧ぐ・・・)
冬弓ちひろ 杉本眞人 すぎもとバンド
※佐藤和豊
遠き日の夢や大切な人を思い出し
未来へと続く線路をゆく男
青春のたまり場 阿久悠 杉本眞人 すぎもとバンド あさみちゆき提供曲のセルフカバー。
かけがえのない日々を過ごした
場所にもう一度逢おうと誘う女
センチメンタル・
ゲイ・ブルース
最首としみつ 杉本眞人 すぎもとバンド 女に絶望した男の身の上話
(「すね毛」が出てくる歌謡曲・・・
「鼻毛ボー」もビツクリです!)
鮨屋で・・・ 井上千穂 杉本眞人 すぎもとバンド
※宮崎慎二
離婚した父に鮨屋で結婚報告する女
(「吾亦紅」のスピンオフ曲)
10 一時間だけの
クリスマス・イヴ
朝比奈京子 杉本眞人 すぎもとバンド 束の間のデートに幸せを実感する女
11 つつがなく 浅木しゅん 杉本眞人 すぎもとバンド 今日の無事を祈りながら生きる男
12 惚れ神 阿久 悠 杉本眞人 すぎもとバンド 石川さゆり提供曲のセルフカバー。
“惚れ神”に遭って生きる気力を持った男
13 元禄花見踊り ちあき哲也 杉本眞人 すぎもとバンド 原田ゆかり提供曲のセルフカバー。
酒に男にハジけて遊ぶ女三味線師
14 恋華草(れんげそう)
〜おれとあたし〜
阿久 悠 杉本眞人 すぎもとバンド あさみちゆき提供曲のセルフカバー。
泣いて酔いどれた女と健気に介抱する男
作品解説

  今回は、2008年に発売された2枚の演歌・歌謡曲系アルバムをご紹介したいと思います。
(以下、いつものようにグダグダな前置きです。お時間のない方は、
秋元さんの作品解説(コチラ)、すぎもとさんの作品解説(コチラ)に直接どうぞ。また、とりあえず08年最新アルバムに
触れているので、興味の沸いた方はさらに過去の作品に遡ってもらえれば、と思います。)

 この2枚を取り上げたいと思ったキッカケは、ヒットチャート分析の執筆で聞く機会があったからなのですが、私の
「音楽チャートアナリスト」の仕事としてはヒット現象やその要因について数行紹介するだけで、作品について十分語れず、
もっと作品の魅力に言葉で迫りたい!と思い、こうして自分のHPで取り上げることにしました
(私という奴は、いつもこうなのです(苦笑)。)
 秋元順子さんとすぎもとまさとさん、どちらも1940年代後半生まれという人生の大先輩でありますが、歌手としての
キャリアはさほど長くなく、近年シングルでそれぞれヒットを飛ばしたという共通点があります。また60歳前後でブレイク
するという遅咲き人生に惹かれます。(←すぎもとさんは作詞・作曲家:杉本眞人として有名ではありますが) 

 そして何よりプッシュしたいと思ったのは、
 1・演歌・歌謡曲の中でとりわけ目立たないオリジナル・アルバム
 2・「演歌」という枠にとらわれず幅広い歌謡ファンに受ける聞きやすさ
 3・シングルに頼らずとも1枚全体が楽しめる高い完成度
 という3点に魅力を感じたからです。

(1について)
 通常、ベスト盤がオリジナル盤よりもよく売れるというのは、どのジャンルでも見られる傾向ですが、とりわけ
シングル・マーケットが成熟している演歌・歌謡曲では、その比率が圧倒的にベスト盤に偏っていて、お店でも
積極的に仕入れられることはありません。そりゃそうですよね、カラオケで歌いたいという目的で購入されている
ファンが多いのに、収録曲の大半がカラオケで配信されていないオリジナル盤は買いたいとは思わないでしょう。
でも、この2作はカラオケで配信されないとしても、純粋に聞いて酔いしれることの出来る素敵なアルバムなのです。

(2について)
 この2作、どちらも決して演歌ファンの方にとどまらない、ポップス色やフォーク色、ニューミュージック色も備えています。
勿論、聴いてみると演歌テイストはありますが、もともと歌謡曲に慣れ親しんで育った40代以上の方達がそれを咀嚼
できない訳がありません
。でも、どちらも演歌部門から出ているということで、演歌・歌謡曲コーナーを冷遇するお店には
ろくに置いてないし、J-POP中心の音楽メディアでもろくに紹介されないし、レコード会社の公式サイトですら淡々と作品が
並べられているだけ。しかしながら、本質的にはより幅広い音楽ファンにも浸透するはずの素敵なアルバムなのです。

(3について)
 最近はJ-POPでも、「ヒット・シングル○曲収録!」という点ばかりが注目されて、アルバムのコンセプトや、
アルバムならではの名曲が埋もれがち
になっています。別にそれを嘆くわけじゃないけれど(現に、私自身もそうやって
安心して購入するCDもありますし)、そればかりじゃ語れない名作も多数あるし、それに追いつけないのは自分を含め
メディア側の責任もあると思っています。しかし、そんな時代にも関わらず、この2枚は、秋元さんがシングル1作、
すぎもとさんは(提供作カバーはあれど)シングル0作!という大胆不敵な構成で、しかもそれぞれシングルに劣らない
名作を多数収録している素敵なアルバム
なのです。

 ということで、いつものように「なんとかチカラになることが出来れば!」と、またまた勝手紹介ページを作りました。
レコード会社の受注データでは、Amazonで売れたという表面的なデータしか分からないけれど、うちのサイト経由での
Amazonアソシエイト・リンクで、08年9月現在『宮崎吐夢記念館』は100枚以上、岩崎宏美紙ジャケシリーズ
に至っては総計500枚&20BOX以上売れており
、これ1つのお店としては結構いい数字かも?
この全く異なるCDが売れるくらいだから、きっとこのCDもありだよね!と自分を鼓舞させ、一気に作ってしまいました〜。

秋元順子『セカンド・ストーリー』推薦文
 まず、秋元順子さん。私自身、60過ぎのオバサンが毛羽立って色恋を歌うなんて・・・と正直、やや敬遠していました。
(本当にファンの方、スタッフの方、ごめんなさい。つくづく思うのですが、私の抱く第一印象って凄まじく愚かなことが
多いですね。だから、音楽に接していない一般の方が、万一ひどい解釈をしても全く責められないなーと反省しています。)
しかし、実際に聴くと、とても年齢を感じさせない、情感たっぷりな大人の艶やかな歌声に聞き惚れてしまうのです。
で、声がいいな〜と酔いしれていると、「ん、今、何言った!?」と大人の恋愛に関するキーワードにドキリとさせられます。
「愛の傷には恋がしみるわ」(「NOROKE」)、「来ない人は来ないままがこの物語にはふさわしい」(「夕なぎ」)、
「糸ひくような接吻しましょう」(「愛のままで・・・」)などなど印象的に響きます。言葉だけとらえると、まぁなんともエロティカ全開
かと思うかもしれませんが、同系統で例えば大橋純子「シルエット・ロマンス」とか橋真梨子「はがゆい唇」とか歌詞だけ
読んだら赤面するものの、聴いたり歌ったりすればすんなり受け入れられるというのが歌の魔力&魅力であり、
秋元さんの楽曲もまさしくそうで、メランコリックな演奏に乗せて、情感たっぷりに歌うのを聴くと、あぁこういう人生もありだと、
自然と追体験をしてしまいます。
 しかも、あらためてクレジットを見てすべて花岡優平さん(元「音つばめ」)の作曲という事実にも愕然!だって、花岡優平
といったら、高田みづえ「愛の終りに」とか、柏原芳恵「途中下車」とか、桑田靖子「晩秋」とか、とどめにヒロリン(岩崎宏美)
「姫ごころ」とか、伊藤サッコの非売品LP収録の「寄り道」とか、ヒットした/しないなんて軽々と飛び越えてしまうほど大好き
な曲ばかり書いていて、80年代にドップリはまった作曲家なんだもん!そりゃ、このアルバムで嫌いなメロディーはないはずだ
・・・と妙に納得。全体に淋しげでどこかヨーロピアーンな雰囲気をかもし出しつつ、サビで情感が迸るというのが
自分好みなんだなぁと、つくづく思いました。
 そうしたミュージシャンとしての側面も持つ花岡さんのこだわりからか、歌が主人公なのに、印象的な演奏フレーズが
随所にちりばめられている
のも趣深いです。名うてのミュージシャンが多数参加し、それがちゃんとブックレットに
書かれているというのも、演歌・歌謡曲アルバムでは珍しいし、好ましいことです。勿論、若草恵、矢野立美、藤田明夫
などなど往年の歌謡曲ファンにお馴染みの方々がアレンジしているのも耳馴染みの良い要因でしょう。

 私個人が好きなのは、シングル曲「愛のままで・・・」以外では、メランコリック歌謡に心まで踊る「エデンの園で逢いましょう」、
温かい歌唱に心までポカポカする「ひだまり」、トランペット、サックス、トロンボーンのコンビが絶妙な「Jazzyな夜に」でしょうか。
あ、でも演歌テイストな「忘れもの」、オバちゃんがハッスルしている感じが微笑ましい「Mrs.シンデレラ」あたりも庶民的で
好きだし、大人の寛大さに浸れる「愛しき旅路」「いいじゃない、人生」も好きだし、別れの情景がリアルに伝わる「フレーズ」も
好きだし・・・、なんだかんだと、どの曲も自信を持って推薦できます。
1枚通して、安心して聴いていられるまさに大人向きのアルバム、よろしければどうぞ。


すぎもとまさと『Heartful&Soulful』推薦文
 そして、すぎもとまさとさん。私は、杉本眞人さん作曲作としては、有名なところで、小柳ルミ子「お久しぶりね」
(平井堅が絶賛してたけれど、確かにサビ直前のCメロは普通思いつかない展開)とか、ちあきなおみ「かもめの街」
(この歌、当初シングルとして発売されていないのに、セミプロのカラオケ大会で優勝狙いの人が必ず挑戦する超難曲)
とかがとりわけ有名だけれど、私は天童よしみの「泣かへんわ」(男に捨てられても果敢に生きる女の脆さを涙寸止めで
綴ったバラード)に感涙した(←泣いとるやないけ!)ことで、「杉本さんってすごいなー」と思いました。歌声だけで仁王立ち風
姿勢が想起される天童よしみに押せ押せだけじゃなく“引きの魅力”を引き出した、なんとも哀愁漂う、これまたアルバム収録
の隠れ名曲なのです。その一方で、石川さゆり「恋は天下のまわりもの」とか某力士が歌う予定だった「ドスコイ・ダンシング」
とかお茶目なノリノリ演歌もあり、このふり幅も大好きです。(詳しくは、2枚組『杉本眞人作品 ベスト・セレクション』をどうぞ。)

 で、このアルバムですが、まず曲のタイトルで惹かれるものが多いです。本作は、全曲他の作詞家によるものだけど、
魅力的なタイトルが多いのは、やはりすぎもとさんの歌声やメロディーに「何でも歌わせてみたい」という創作意欲を
駆り立てられるからだと思います。あの大ヒット曲「吾亦紅」も「ん、何かの漢方薬??」とか店頭で興味を持ったし、
一時間だけのクリスマス・イヴ」なんて、タイトルだけでストーリーがダーーっと妄想できそうだし、
センチメンタル・ゲイ・ブルース」って、いったいどんな??と想像があれこれ膨らみます。ちなみに、この歌、
受け狙いなのか、真剣に伝えたいのか、20年以上廃盤だったのに、結構な数でカラオケで歌っている人を見かけました。
通信カラオケの映像もなかなかの見もので。「ブルース」といいつつノリの良い歌謡ロックで、場末なストーリーが展開される歌詞
も相まってその場が盛り上がるようです。なお私個人は、「風の線路(一宮浩二に捧ぐ)」の副題にハッ!とさせられました。
一宮浩二さんってお亡くなりになったのかなぁ・・・とネットで調べてみたら、ヤマダ電機の副社長でいらしたとか。ちなみに、
私が「吾亦紅」のヒットを確信したのが、まだ200位前後だった07年の3月頃で、札幌出張時にSTVラジオでかかっていたのと、
佐賀・長崎に行った時にあちこちのCD店で店頭手作りPOPで応援していたその双方で、「これは点が線になるぞ!」と思った
のですが、考えてみたら、後者の店舗はすべて「ヤマダ電機」だったのです。つまり、この一宮さんが友人であるすぎもとさんの
ヒットを願って自分のお店でガンガン宣伝してたんだと推測できます。もちろん私は、そんなこともつゆ知らず、まるで自分が
ヒットを見つけてきたかのようにあちこちで吹聴し、実際に売れたことから「いやぁ、やっぱりさすがアナリストですねぇ!」なんて
褒められたけれど、なんのこたぁない、単にこの一宮さんの熱意を伝えただけだった、と気付き呆然としました。
ヒットには、色々な人の熱い想いや息吹がかかっているということ、あらためて知らされました。

 話を元に戻して、このアルバム、提供作のカバーが多いので、『歌謡コンサート』あたりをよく観る方ならどこかで聴いた歌
だと感じるのも多いと思います。(とはいえ、敢えてヒット曲から選んでいないのもすぎもとさんのこだわりかと思いますが) 
特に、チェウニ「とまどいルージュ」とか、あさみちゆき「青春のたまり場」とか女性の歌がなぜだか心に来るんですよね〜。
カバーではありませんが、1曲目の「Hey!Mr.」とかアバズレ風の語り口調なら尚更に。渋い声で歌っておられますが、その
独特の少し嗄れたセクシーな声が、魅惑のハスキー・ボイスと重なるせいでしょうか。ドラマがあっていい感じです。
 作詞のラインナップに故・阿久悠の3曲が自然に溶け込むほどに、どの歌も人情あふれるものばかりで、これも
どこか懐かしく、昭和な響きがあります。また、全面的にすぎもと氏のバンドが演奏しているので、大人向け歌謡ロックという
感じも、優しく受け入れられると思います。私個人は、本作のプロデューサーである松下章一氏の作品、よく聴いてるな〜と、
これまたその偶然に驚かされます。演歌の中でありながら、決して演歌にとどまらない普遍的な作品が多くて、そういった
ボーダレスな挑戦に惹かれるのかもしれないですね。
(・・このハングリー精神は、私のHP内のそこかしこに出ていますので、お気づきの方も多いことでしょう(微笑))


 ということで、今回もダラダラ書いていますが、こういった良質のアルバムが、少しでも多くのリスナーに届くと嬉しいなと思います。
70〜80年代の歌謡曲ファンの方、演歌だからと毛嫌いせずに、一度どこかで聴いてみて下さい。
そして、その音楽への愛情から、様々な障壁を軽々と飛び越えられる大らかな心が芽生えるのではないかなぁ
・・・なんて音楽性善説の私は思います。それでは、どうぞご参考下さい〜♪
  
2008年9月27日(随時加筆) つのはず誠

 


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