2010年5月13日更新

岩崎宏美さんSHM-CD復刻のご案内
(このページについては、ワタシが趣味でやっているものなので、
多少の誤植は大目に見ていただくか、こっそりメールで教えて下さい。(微笑))


2010年 5月19日に、1995〜1999年に発売された5作品のCDが高音質CDになって復刻!

1975年〜1988年の作品は、紙ジャケット24タイトルで復刻。こちらで!
1989年〜1993年の作品は、『『誕生』『家族』『きょうだい』BOX』で復刻。こちらで!

各CD \2,500 、CD+DVDは\4,500 (tax in、いずれも定価です。)
<オリジナル復刻共通・5つのポイント> 
@最新デジタル・リマスター音源  リマスタリングで原曲の演奏の分厚さや歌唱の透明感が一耳瞭然。
 音の繊細さと大胆さにビックリ仰天。さすが全メーカーお墨付きのFLAIRサウンドです。
 私個人は、『Never Again〜許さない』の5〜8曲目の聴き心地が変わりました。
Aセルフライナーノーツ収録  各タイトルに関する思い出から当時の裏話まで語られていています。
宏美さんのライナーは、(嫌味なく)色んな本音が書かれていてとても面白いですよ。
Bビジュアル面を可能な限り再現&
 帯はリバーシブルにて復刻
 ジャケットや歌詞カードが忠実に復刻されています。
但し
『MY GRATITUDE-感謝-』は、宏美さんの想いを反映させて文字色を追加。
 また、帯は当時のデザインと、SHM-CD統一デザインの2タイプ
リバーシブル仕様に。
これによって、SHMコレクターにも、オリジナルファンにも楽しめるようになっています。
C本編後にボーナス・トラック収録
(CDのみの4枚は23曲、
 『LIVE'96』ではDVD特典映像を追加)
 アルバム未収録のスタジオ録音を、可能な限り追加収録しています。
また、85年〜88年、95〜99年のカラオケ/Instrumental音源も追加しています。

 なお、アルバムのコンセプトを保つよう本編との間に最低10秒以上間隔を設けてあります。
D高音質のSHM-CDにて再発売!
それでいて当時よりもプライスダウン!


 特に楽器やコーラスに注“耳”すると、違いが楽しんでいただけると思います。
メインボーカルも英語の発音や日本語のイントネーションがよりクリアに聞こえます。
いつもより少し大きめの音にすると、知らなかった音が聞こえてくるはずです。
(ちなみに試聴サイトでは違いは分かりません。)

さらに、当時より高音質でありつつ、CD単体価格はいずれも500円以上ダウン。
これなら後追いファンの方も安心ですね!
<高音質復刻アルバム 5タイトル一覧>
<1>
MY GRATITUDE
-感謝- [+8]
<2>
FULL CIRCLE [+3]
<3>
LIVE'96
“FULL CIRCLE”
(CD+DVD)
<4>
SHOWER OF
LOVE [+5]
<5>
Never Again〜許さない [+7]
No. 復刻アルバム名

ジャケット写真(Amazonアソシエイツ・
プログラムを使用しています。)

「当時のキャッチコピー」

オリジナル発売日 (品番) 
復刻盤発売日 (品番)
○収録曲  太字はシングルA面曲、下線はシングルにも勝るとも劣らぬ推薦曲です。
私の独断ですのでご了承下さい。(本当はもっと引きたいところ(笑))

◇作家陣(おもに作詞、作曲、編曲、原曲作者の順) ◆特典 

☆ビギナー向けワン・ポイント・メモ
(既にヒロリンの魅力を知り尽くしている人は読まなくて大丈夫です(笑))
1 MY GRATITUDE-感謝- [+8]


「岩崎宏美が彼女のヒット曲やフェイヴァリットソングを
選曲し、オルケスタ・デ・ラ・ルスのピアニスト塩谷哲と
金子飛鳥&ASKA STRINGSを迎えて
新たにレコーディングしたメモリアル・アルバム
収録作品・・
聖母たちのララバイ、すみれ色の涙、思秋期 他。」


1995/8/23(VICL-686)
2010/5/19(VICL-70069)
○1もういちど・・・ 2.WAITING 3.WHEN I FALL IN LOVE 4.そばにおいて
5.すみれ色の涙 6.GRATITUDE 7.Wishes 8.ONE DAY IN YOUR LIFE
9.思秋期 10.聖母たちのララバイ 11.SOMEONE TO WATCH OVER ME
<ボーナス・トラック>
12.遠くへ行きたい(YTV・NTV同番組テーマ曲より)
【初商品化】
13. その先もつないで(非売品CDより)
【初商品化】
<オリジナル・カラオケ集VIII>
14. 未完の肖像 15.夢狩人 16. 月光 17. 25時の愛の歌
18. 好きにならずにいられない 19. 小さな旅

◇山川啓介、竜真知子、荒木とよひさ、万理村ゆき子、橋本淳、阿久悠、
永 六輔、伊藤アキラ、山川恵津子、平井夏美、三木たかし、小田啓義、
筒美京平、木森敏之、John Scott、中村八大、小林亜星、
Edward-Heyman、Victor Young、Arto Lindsay-Caetano Veloso
、R.Armand-Samuel Brown、George Gershwin-Ira Gershwin、
塩谷哲、沼澤尚、堀越信康、矢田部正 ※カラオケ集を除く


☆3年ぶりに発売された20周年記念の録音アルバム。ピアノとストリングス中心の
落ち着いた演奏や、「思秋期」「聖母たちのララバイ」が終盤に配置されている理由
は、ライナーノーツを読むとスンナリ理解できる。ピアノで始まる「もういちど・・・」、
チェロで始まる「Wishes」など、繊細な音作りはこちらまでその緊張感が伝わる。
しかし、実際はリラックスしつつ、上質な音が堪能できるのがCDの良い所だろう。
「思秋期」や「聖母たちのララバイ」の大ラスの語気の強さからも、
20周年を機にしっかりやっていこう!という気負いがビジビシ伝わる。
本編ラストは、'83年の日本語バージョンと歌詞が異なるとはいえ、良い意味で
気だるい歌い方にうっとり。大人になることの幸せを実感できる。
 ボーナストラック内の「その先もつないで」は、技術者(微笑)に希望を与える
ミディアム・バラード。また、「未完の肖像」のスリリングなアレンジは、
どうぞご自宅のステレオチェック用にどうぞ。

(原曲を聴きたい方はこちらもご参考ください。)
「もういちど・・・」→復刻CD<20>『わがまま[+9]』
「WAITING」→シングル「素敵な気持ち」c/w→復刻CD<15>『私・的・空・間[+5]』
「そばにおいて」→アルバム『ダル・セーニョ』ボーナス・シングル
 →復刻CD<17>『I WON'T BREAK YOUR HEART[+7]』(当時は「置いて」)
「Wishes」→復刻CD<10>『WISH[+7]』
「すみれ色の涙」「思秋期」「聖母たちのララバイ」
 →シングルヒット集『GOLDEN☆BEST』もしくは『GOLDEN☆BEST Deluxe』
「SOMEONE TO WATCH OVER ME」は
復刻CD<16>『ディズニー・ガール[+6]』でも歌唱
2 FULL CIRCLE [+3]


「13CATS Produceによる3年ぶりの
LA Recordingアルバム
参加アーティスト:
CAT GRAY・沼澤尚・KARL PERAZZO(13CATS)
佐藤竹善・藤田千章(SING LIKE TALKING)、
塩谷哲、JANE CHILD、CLARE FISCHER」

1995/11/22 (VICL-704)
2010/5/19(VICL-70070)
○1.FULL CIRCLE 2.BIRTH 3.時間(とき)の早さに 4. INTERLUDE〜ロマンス
5.NEVER BE THE SAME 6.朝が来るまで 7.DREAM ON 8.潮風がつぶやいて
9.INTERLUDE〜想い出の樹の下で 10. EXTRAORDINARY
11.BACK TOGETHER AGAIN(デュエット:佐藤竹善)
12.ONE DAY, SOME WAY 13.窓 14.FULL CIRCLE

<ボーナス・トラック> 
15.舞踏会(非売品CDより、17年ぶりの阿久悠-三木たかしコンビ)
【初商品化】
16.朝が来るまで(シングル・バージョン) 17.朝が来るまで(INSTRUMENTAL)

◇CAT GRAY、岩崎宏美、有里泉美、藤田千章、阿久悠、JANE CHILD、
佐藤竹善、筒美京平、塩谷哲、三木たかし、
JAMES MTUME-REGINALD GRANT RUCAS、
13CATS、CLARE FISCHER、寺嶋民哉 

☆宏美さんのアルバムを発表順に聞いていくと、時々とんでもなく驚かされる。
それは、突然、童謡・唱歌カバー集だったり、海外ミュージシャンを本格的に
起用したり、主人公が陰で支える女性から急に日向のエピキュリアンになったり、
かと思えば安らかにクラシックカバーを歌ったり、とバリエーションがハンパない。

 そして、20周年記念のオリジナルの本作も然り。
ヒロリン節とも言うべき力んだ歌唱が少なかったり、恋愛関係が見えづらかったり
3,5,6,10,13など5分超で演奏の長さが際立っていたり・・・と、“岩崎宏美=歌謡歌手”
としてのベタな熱唱、「あなた」と「わたし」の明確な立ち位置、歌メインの楽曲など
を求める人には、最も聴きづらいアルバムかもしれない。しかし、それが
“完成度が低い”かと言うと大きな間違いで、それどころかアルバムへの
熱量は、トップレベルではないかと思えるほど、緻密な歌唱、演奏音で溢れている。
5、10で優美なファルセットを出したり、力強い2や7の歌唱も従来のようにタメず
グルーブしていたり、さらに3,6など恋愛にとどまらない愛を従来の大仰さで押す
のではなく囁くようデリケートに表現したり、と声色の引出しは本作がMAXだろう。
(これらをご自分で歌ってみれば、その難しさがよく分かります(←経験済)。)
そう、これは岩崎宏美が歌手復帰、そしてその後何十年も歌い続けるための
トレーニングアルバムで、その可能性を拡げるためのドキュメンタリーだと思って
能動的に聴けば、途端にアルバム全体が楽しめるようになるのではと思う。
また、そう開き直ると、この“LA”録音で1と14が対になっていることは、実は
コアなヒロリンファンならニヤリとするはずだし(ライナーノーツ参照)、
ロバータ・フラックとダニー・ハザウェイのデュエットカバー11は、洋楽ながら
歌謡曲の良さを知っている二人の和風なファンキーさが逆に新鮮に感じられる。
 また本作では6年ぶりに本人作詞曲もあり、復活へと気負う2、原風景を綴った
13、そして女性同士の友情を歌った8と、13年前に比べ格段に良くなっている。

 ボーナス・トラックでは、15が初商品化(健祥会サイトでもフルで試聴可能)。
「思秋期」、「あざやかな場面」、「未成年」という流れで聴くと、故・三木たかし
メロディーの高潔さと、宏美さんの歌唱との抜群の相性がCDだと尚よく分かる。

3 LIVE'96“FULL CIRCLE”(CD+DVD)


「'96の集大成!
「聖母たちのララバイ」から「朝が来るまで」の
全17曲、75分間の感動と興奮のステージを再現!」
1996 /12/4 (VICL-834)
2010/5/19(VIZL-373)

<参加ミュージシャン>
ドラム、音楽監督:沼澤尚
ピアノ及びアレンジ:塩谷哲
ベース:松原秀樹
ギター:浅野祥之
キーボード:小野塚晃
パーカッション:田中倫明
サックス、フルート、EWI、パーカッション:小池修
ストリングス:ASKA STRINGS
(バイオリン:金子飛鳥、渡辺千絵
ビオラ:両角里香、高橋淑子
チェロ:笠原あやの)
○【CD】1. オーバーチュア:想い出の樹の下で 2.EXTRAORDINARY
3. 時間の早さに 4. 決心 5. GRATITUDE 6. WISHES 7. 思秋期
8. そばにおいて 9. 聖母たちのララバイ 10. 好きにならずにいられない
11.INTERLUDE:ロマンス 12.NEVER BE THE SAME  13. 朝が来るまで
14. 潮風がつぶやいて 15. FULL CIRCLE 16. 月見草 17. 窓


【DVD】(オープニング)想い出の樹の下で/EXTRAORDINARY/
時間(とき)の早さに/DREAM ON/決心/GRATITUDE/WISHES/思秋期/
そばにおいて/聖母たちのララバイ/好きにならずにいられない/
ロマンス(INTERLUDE)/NEVER BE THE SAME/朝が来るまで/
潮風がつぶやいて/FULL CIRCLE/月見草/窓
<DVD特典映像>
@岩崎宏美本人コメント
ALIVEアナザーカット(オリジナルDVD収録のマルチ・アングル映像より)
 EXTRAORDINARY/窓
B蔵出し初収録PV集(ビクター時代のビデオ・クリップより)
【初商品化】
 愛という名の勇気(カラー・バージョン)/朝が来るまで/許さない

◇(CD部)阿久悠、JANE CHILD、藤田千章、山川啓介、橋本淳、荒木とよひさ、
松井五郎、岩崎宏美、有里泉美、CAT GRAY、 
筒美京平、佐藤竹善、奥慶一、三木たかし、木森敏之、John Scott、山川恵津子、
Arto Lindsay-Caetano Veloso、13CATS、塩谷哲、CLARE FISCHER

☆宏美さんの9年ぶりとなるコンサート。CDではその完成度の高いボーカルに
酔えるが、DVDの前半ではベテランとは思えぬほどガチガチな様子に、こちらまで
祈るように見守っていたくなる。特に、この時期は肌がやや蒼白く、痩せておられて
今の方が健康そうで若々しいと感じる人もいるだろう。前作が“試練”の連続としたら、
このLIVEがさながら成果を見る“試験”のように感じていたのだろうか。それでも、
ライナーノーツにもあるキッカケ以降、本来の笑顔を取り戻し、ストリングス中心の
曲では上品に美しく、バンド中心ではダイナミックにと、共に存分に楽しめる。
特に、4は、超一流のバンドサウンドも手伝ってすこぶるカッコいい。
後半の、穏やかな13,14も、キャット・グレイに怒られそうなほど(微笑。確か東京に
来ていたはず)力強いヒロリン節を発揮し、これはこれで『FULL CIRCLE』とは別に
楽しめる。英語詞の15は、“ここに戻ってきたよ”というメッセージにじーん。
そして、アンコール後の恒例のノーマイク16はカメラアングルの効果もあって感動的。
しっとりと終わる17も余韻を残して良い。
 ちなみに、このLIVE終演後の即売会場は、昨今のような握手特典もなかったが、
老若男女でごった返していた。音楽的に見ても、アイドル歌謡系のファンだけでなく
、クラシック通な感じから、フュージョン寄りの人など本当にバラバラで、こんな
様々な人々を惹きつけるなんて、やはり宏美さんは凄いな〜と驚いた記憶がある。

 ボーナス・トラックでは、全曲コメント、アナザーカット、PV集が収録されているが、
特にメトロノームから始まる「許さない」の暗闇の中の光を際立たせた演出が印象的。
なお、今回はDVD画質も96年当時から改善されていることが明確だし、ボーナス
トラック各パートに「All Play」があり、操作性も随分とスムーズになっていて嬉しい。
4 SHOWER OF LOVE[+5]


「多彩なプロデューサー、作家陣が集結!
透明感と躍動感に溢れる岩崎宏美のヴォーカルが、
今、新境地を切り開く。」


1997/10/22 (VICL-60128)
2010/5/19(VICL-70071)
○1. 愛がいっぱい 2. そっと愛して 3. (I Look)IN YOUR EYES
4. 時の向こうがわ 5. PAIN 6. RAIN〜告白 7. 笑顔をみせて
8. 最後の愛で 9. たったひとつだけ 10. BELIEVIN’(original version)
<ボーナス・トラック>
11. BELIEVIN’(シングル・バージョン) 12. ユー・センド・ミー(YOU SEND ME)
(企画アルバム『JVC SOUL ALL STRAS』より)
<オリジナル・カラオケ '96〜'97>
13. BELIEVIN’ 14. 笑顔をみせて 15. 愛がいっぱい

◇吉田美奈子、角松敏生、青木せい子、岩崎宏美、藤田千章、S.Cooke
広瀬香美、南佳孝、塩谷哲、JANE CHILD、CAT GRAY、
13CATS、佐藤竹善、Band of Pleasure

☆約2年ぶりとなるオリジナルは、“とにかく、今のチカラで歌える曲を集めました”
という感じで全体のコンセプト性は薄い。但し参加ミュージシャンを“一流限定”
することで決して散漫にはなっていない。前作『FULL CIRCLE』は、手ごわい“課題”を
次々とこなして身につけていく宏美さんがカッコよかったが、こちらは、更に質の高い
ポップスに応用したと考えれば分かりやすいか。それにしても、もし、岩崎宏美が本作で
“ド新人”としてデビューしていたならば、ド肝を抜く完成度だと大いに注目されたはずの
緻密な作品ばかり。つまり、“「思秋期」「聖母たちのララバイ」の岩崎宏美”が頭に
なければ、素直に完成度の高さに浸れるはず。(実際には、その需要と供給の
バランスで売り伸びなかったが、ヒロリン作品は当時の売上と現在の評価が
必ずしも一致しないものが非常に多いのだ。)特に、1〜4は、音量を上げて聴いたら、
その重層構造に卒倒しそう。とにかくジャケットやタイトルのように放射状に輝きを放って
いるような1枚。6,7の自作詞が、前作に比べてより感情的なのは、ライナーノーツにある
ような理由からだろうか。全体に、サウンドやリズムがカッコよく、尚且つストレートな
ラブソングが少ない中で、2,5,7あたりの歌詞がより心に響く。
同じ曲の吉田美奈子陣営による10と、塩谷哲陣営の11は、アレンジが異なるだけで、
前者は都会の冷たさと人の温もりの対比が、後者は都会の豪華さと静けさの対比が
浮き彫りになっていて面白い。また2や10でより説得力のある低音が聴けるのも本作の
魅力の一つだろう。

 ボーナス・トラックには、サム・クックのカバー12も収録。こちらも、演奏の上質感が
'96年発売のCDよりもよく分かる。
5 Never Again〜許さない[+7]
Hiromi Iwasaki meets Kyohei Tsutsumi again


「25年の歌手生活の中で歌い綴った
筒美京平のメロディーを再び。
岩崎宏美の新たな解釈によるレコーディングで
名曲の数々が甦る。」


1999/3/20 (VICL-60325)
2010/5/19(VICL-70072)

○1.あなたへ 2.素敵な気持ち 3.Sympathy 4.わたしの1095日 5.想い出の樹の下で
6. 女優 7. 春おぼろ 8.月見草 9. 許さない 10. 日暮れのマティーニ
<ボーナス・トラック>
11. 春おぼろ(LIVE) (シングル「許さない」c/w)
12. おねむはだあれ(非売品CDより、愛知県東海市 「平州賞」最優秀賞受賞作品)
13. 許さない (Instrumental)
<オリジナル・カラオケ集 IX>
14. 最初の恋人達 15. 風の童話集 16. ラスト・クルーズ
17. 聞こえてくるラプソディー

◆ビクター・イヤーズ復刻盤ディスコグラフィー封入(カラー12P)

◇ドリアン助川、康 珍化、なかにし礼、阿久悠、山上路夫、有馬三恵子、
田奈瀬新太郎、荒木とよひさ、  筒美京平、三原香奈子、
山本健司、後藤次利、川口真、島健、古川昌義、宮下博次 ※カラオケを除く

☆デビュー25周年記念作となる、筒美京平作品の新録音アルバム。この5年間で、
SLTファミリー、旧・ADLIBファミリー(なんて言葉はありませんが)と様々な難曲での
修行を経て、「やっぱり岩崎宏美のツボを一番理解しているのは筒美京平だろう」
と原点回帰したかどうかは定かではないが、13年ぶりとなる筒美京平作曲のシングル
「許さない」を発表。そして、本作では新曲の1以外は、過去の提供作を歌い直している。
その1,2,4は、山本健司によるアレンジだが、どれもキラキラしていて、新生・岩崎宏美に
相応しい。原曲と同じアレンジの3は、20年弱の時を経て、さらに“共感”できる歌唱に。
シングルの9は、それ以前に比べファルセットが断然綺麗になっている。特筆すべきは、
弱冠24歳で歌っていた10で、日暮れ”を象徴した大人のマッタリ感に浸れて秀逸。

 全く個人的な意見なので軽く聞いていただきたいのだが、実は本作の5〜7を聴くのが
当時苦手だった。折角、『FULL CIRCLE』と『SHOWER OF LOVE』でPOPSの先端を
突き進んできたのに、エコーのかかり方とか、リズムのモッタリ感とか、イントロや
全体の演奏から原曲の景色が見えてこなかったりとか、何か時代を逆行してしまった
ような気がしていて、続く8までも従来より音が低め、楽器少なめなのが、
すごく地味に聞こえて、心にさほど響かなかったのだ。

 しかし、リマスタリングされた本作を聞いてみたら、歌唱は当然のこと演奏にも息使い
のようなものを感じるように、それぞれの音が響くようになって、あの時の想いは
何だったのか?とも思うほど気にならなくなった。8の「月見草」も、漆黒のツヤみたい
なのが感じられて、是非生で聞いてみたいと思うほど心に深く残る。これは、当時より
歳を取ったこともあると思うので、もし、私と同じように、当時、あまりポジティブな
感想を持てなかった人は、このCDでもう一度聞き直してみてはどうだろうか。

 ボーナス・トラックには、オークションにて高価で取引されていた童謡曲が収録。
こちらは、9よりも更に進化した優しいファルセットが堪能できて安眠を誘う。
 なお、特典として復刻されたCDアルバム(LIVE BOX除く)のディスコグラフィーが封入。
この3年間に膨大に出た復刻盤の中から聴きたいものを見つける手助けになるかも。

(原曲を聴きたい方はこちらもご参考ください。)
「素敵な気持ち」「日暮れのマティーニ」→ともに復刻CD<15>『私・的・空・間[+5]』
「Sympathy」「女優」→ともに復刻CD<10>『WISH[+7]』(女優はSgとALバージョン有り)
「わたしの1095日」「想い出の樹の下で」
 →ともに復刻CD<4>『ウィズ・ベスト・フレンズ[+4]』
「春おぼろ」→復刻CD<7>『パンドラの小箱[+4]』
「月見草」→復刻CD<1>『あおぞら[+1]』

お願い
 ということで、今回も仕事の合間にサクサクっと書いたので、誤植があろうかと思います。多くの方に聞いていただけるよう努力してまいりますので、
間違いなど見つけられた場合は、どこかの掲示板やSNSにURLを貼り付けて晒し者にするのではなく(笑)、メールでそっとご教示ください。

(なお、アルバムのブックレットについては私の管轄ではありませんが、誤植などご連絡いただけた場合は、取りまとめて届くように努めます。)

 それでは、ご興味のある方は是非ともCDでお求めいただけると嬉しいです。なお、基本的にAmazonさんからジャケットをお借りしている手前、
Amazonにリンクしていますが、行きつけのお店があればそちらで買っていただければと思いますし、またご自分のアフェリエイトからお安く
お求めいただいても構いません。私は、良い音楽が広がることで作り手も聞き手も潤うことを願います。どうぞよろしくお願いいたします。

2010年5月13日 臼井 孝(復刻盤・企画)/つのはず誠(宏美さんライナー聞き手)

 


関連ページ 1989〜1993:「『誕生』『家族』『きょうだい』BOX 解説ページ」

関連ページ 1975〜1988:「岩崎宏美LP24枚の紙ジャケCD復刻解説ページ」

関連ページ「カヴァーアルバム『Dear Friends』推薦ページ」


関連ページ 桜田淳子LP19枚の紙ジャケCD復刻解説ページ」

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