奈保子ミュニケーション その5
「河合奈保子の名作でEVEのボーカルも楽しんじゃおう!」というページ
 

関連ページ:再現!河合奈保子さん伝説LIVE『音の流れの中で・・・』解説ページ
収録曲 初出年月日 初収録作品
(『』はアルバム名)
EVEのコーラスの特徴 収録
BOX

(P/J/J2)
1.エスカレーション '83.6.1 シングル あまりに有名なイントロの
♪WOW WOW WOW渚は〜。
大サビのリピートは圧巻
P/J/J2*
2.太陽の下のストレンジャー '84.6.1 『サマー・デリカシー』 サビ前のコーラスの挿入が絶妙
ちなみに男声ラップは別の方ですので
(ジョン・スタンレー氏)。
P/J2
3.海岸道路N2 '84.12.5 『さよなら物語』 こちらもサビ直前の
♪インザサウオブヘェェ〜(?)
というドライヴィンな声がポイント
P/J2
4.ジェラス・トレイン '85.3.5 シングル 筒美京平お得意の
掛け合い熱唱は、もはや伝説的
P/J/J2*
5.アリバイ '83.6.1 『スカイ・パーク』 歌謡曲をより歌謡曲らしく P
6.緋の少女
(Extended Re-mix)
'86.10.21
/'87.12.10
『スカーレット』
/『Timeless』(Re-mix)
このバージョンで
情熱的なコーラスがより栄えます
P/J2
7.夏のヒロイン '82.6.10 シングル ご存知
♪チャンス、チャンス〜の雄叫び(?)
P/J/J2*
8.街角 '84.6.1 『サマー・デリカシー』 EVEには珍しく爽やか路線。
ちなみに私、これから観る映画の
こと、教えて欲しくないクチです(笑)
P
9.海流の島 '85.3.5 『スターダスト・ガーデン』 ♪パラダィ!ユメィクドリッ!と
例によって激しく追い立てます
P
10.デリカシー '08.12.19 『NAOKO PREMIUM』 まるで「コントロール」の姉妹作品
のような売野−八神コンビによる
未発表曲。サビの転調部分でも
コーラスが煽る、煽る。
P
11.UNバランス '83.9.14 シングル 大サビ直前の静寂からが生唾モノ P/J/J2*
12.そしてシークレット '80.12.10 Sg「愛してます」B面 初期作品では奈保子歌唱に
寄り添うようで優しいです
P/J
13.マーマレード・イヴニング '83.10.21 『ハーフ・シャドゥ』 後奏コーラスで作品の後味まろやか〜 P
14.コントロール '84.6.1 シングル 両者吼えまくり!
聴き手も5曲分カロリー消費(笑)
P/J
15.リメンバー '83.9.14 Sg「UNバランス」B面 ブリージーかつダイナミックな
コーラスがここちE
J
16.ロードサイド・ダイナー
(Extended Re-mix)
'86.10.21
/'87.12.10
『スカーレット』
/『Timeless』(Re-mix)
快活ボーカルで、奈保子と共に
輝いた季節へ旅立とう〜って感じ
P/J2
17.唇のプライバシー '84.8.28 シングル 何度聴いても
♪ップリリリプライバシー!と
聞こえるほどアケスケに元気爆発
P/J
18.人生という名のレヴュー '84.12.5 『さよなら物語』 最後までチョロチョロと
まとわりつく小品的コーラスが◎
P
19.ノスタルジック
・ダンステリア
'87.12.10 『Timeless』 ラストは、♪リンガリンガリンガリン!
と元気よく。さぁ、ご一緒に!(笑)
P/J2
全体の解説:

  07年末、オリジナルアルバムを集めたBOX『NAOKO PREMIUM』が遂に発売されました。
復刻もの担当ディレクターの衛藤さんからは、別件でコロちゃんを訪問するたびに実現に向けての
様々な課題を伺っていたので、無事に(本当に無事だったかどうかは担当者ならではの苦労があると
思われますが)完成度の高いBOXが発売され、現物を見て、手に取って、そして音で聴いて、
その都度感激しています。アートワークとサウンドの両面で良いものを目指していた河合奈保子
こそ、紙ジャケ向きではないかとつくづく思いました。あ、先に申しておきますと、宏美さんの紙ジャケ
歌詞カードがいたってシンプルですが、サウンド面では、洋楽に負けない(勝っているのもあるのでは?)
高品質ですので、アイドル出身だと思ってたら、痛い目に遭います(笑)。

 それで、『NAOKO PREMIUM』が到着してシングル曲、レア曲、アルバム曲のリマスタ音源が揃ったら、
是非マイCDを作ろうと思っていたのが、上記の「河合奈保子&EVE」コレクションでした。
EVE・・・といっても、馴染みのない方に簡単に(というか私も詳しくは知らない)ご説明しますと、
リリカ、クララ、レオナ(いずれも姓は新里)という名の三姉妹コーラス・グループで、80年代を中心に
数多くのJ-POPの楽曲に参加されています。80年代後半〜90年代前半にはCBSソニー/ソニーレコーズ
からソロ・アルバムも数作リリースされていますし、その前後で「ミュージックステーション」のジングルや
いくつかの音楽番組のコーラスとしてレギュラー出演もされています。そうそう、1990年には、
「紅白」にも出場し、ジョン・レノン生誕50周年として「イマジン」を唄っておられますよね。日本の
コーラス・グループでありながら、英語の発音が抜群に良いこと、また歌詞中のキーワードを意図して
機械的に発声する特徴などから、録音物にミュージシャン・クレジットがない場合でも、
彼女たちだと分かることが多いです。

 私は、彼女達のパワフルで三人ならではの重厚なコーラスが好きで・・・というかクセになる楽曲
−例えば、中島みゆき「やまねこ」、中森明菜「北ウイング」、岩崎宏美「未完の肖像」、
高中正義「渚・モデラート」などなど−いつもEVEがコーラスで、これは彼女達による所が大きいなと、
気になり始めました。それで、考えてみたら、奈保子さんでもコーラスが印象的な楽曲は、シングルでは
「エスカレーション」「UNバランス」「コントロール」「唇のプライバシー」など、その大半をEVEが担当して
いると気付きました。しかも、EVEのコーラス曲は何千曲とあるそうですが、いわゆる”歌唱力より存在感”
(言い換えました)のアーティストでは、メインボーカルから数十メートル離れたところで歌ってるん
じゃないかと思うほどボーカル・レベルをグンと絞っているのに対し、奈保子さんのEVE参加曲は、
その大半が、コーラスとは思えぬほど大音量で吼えまくっていて、まるで、
「こ、これは調和ではなく、対決!?」と、聴いているこちらが飲み込まれそうな雰囲気が漂っている
のです。つまり、奈保子作品では、“メイン&コーラス”ではなく、
もはや“フロントorバックを賭けた女豹タイトル・マッチ(笑)”と化しています。言い換えれば、
河合奈保子のEVE参加作品は、それだけ奈保子絶唱ボーカルを堪能できるものが多いのです。

 ということで、頭の中で作っていた妄想コンピを上記のように実際にCD-Rにしてみました〜。
で、全曲通して聞いてみた感想は・・・「つ、疲れた〜(爆)」
私、数々のCD企画を経験したことで、シングル曲が偏らないようにとか、テンポの変化は全体の
流れを上手く汲んでとか、曲順に関してはかなり入念にチェックして決めていたつもりで、
実際に1曲1曲を見ても、「街角」とか「そしてシークレット」とか箸休めタイムもちゃんと考えてあるのに
・・・・いざ聴いてみたら、もう
凄まじいボーカル・アルバムになってしまいました
これは、昨今ヒットしているヒーリング系コンピとは対極の存在かも(売れねぇっつーの(苦笑))。
しかも、低予算のオケでサンプリングしまくったトランス系のアゲアゲCDのような軽快さもなく。

ひたすら、熱唱する奈保子。そして、それに檄を飛ばすかのように応戦するEVE。

 いやぁ、なんだかあらためて“奈保子はアーティスト”だと強く認識させられた1枚です。
まぁ、前半・後半に分けて聞いてみたら、もう少し素直に双方の実力が堪能できるかもしれません。
試しに先日、睡眠学習さながらに演奏しながら寝てみたら、サバイバル系の夢を見ました(笑)。
倒しても、倒しても、強敵が現れるという・・・。強敵が「WOW WOW WOW」だの、「ハリアッ〜」だの
「アイズ!スカーレ、スカーレ、スカーレ」だの、「アン、アン、アンバラン〜」だのとシュプレヒコール
しながら、どんどん迫ってくる感じで。シャッフルで聴いたら、稲川淳二の怪談よりもスリリングなはず(?)。

 ということで、久々の奈保子ミュニケーションをお送りしました(←・・って続いていたのか!?)。
奈保子さんのアルバムは、筒美京平、馬飼野康二、林哲司などのヒット・コンポーザーから
竹内まりや、谷山浩子、八神純子、石川優子、来生たかお、尾崎亜美のようなシンガーソングライター、
更にはデビッド・フォスター、トム・キーン、ウンベルト・ガティーカまで、東西の作家が妥協することなく
楽曲提供
しているものもあれば、ハートフルな河合奈保子自作曲も多数あり、
そして今回特集したEVEをはじめ山木秀夫、吉川忠英、鈴木茂、ジェフ・ポーカロ、マイク・ポーカロ、
ビル・チャンプリン などなど名うてのミュージシャンが参加したものもあり、
実に音楽的要素が多彩なのです。ここをご覧の皆様は、そんなものは百も承知だと
思いますので、音楽通かつ“アイドル食わず嫌い”のお友達などにどうぞご紹介くださいませ。
そして、一度は「EVEコレクション」をお試しあれ(微笑)。

 以上、久々に 一ファンに戻ってくだけたタッチで綴ってしまいました。
「こんなんでもプロか??」と、お嘆きの若い方、どうぞ私を踏み台に自信を持って
“優良歌謡広報活動”にまい進していって下さい(笑)。



2008年1月5日 臼井 孝(『NAOKO PREMIUM』マーケティング・アドバイザー担当)/つのはず誠
参考:このページを存分に楽しむために必要なBOX
タイトル/ジャケット写真
(Amazonアソシエイツリンクに参加)
発売日/品番/価格 ☆おもな特徴
オリジナル・アルバム・コレクション

NAOKO PREMIUM


 
(上表「P」マークで表示)
2007/12/19
COCP-34705〜26
\39,800(tax in)
☆CD22枚に全268曲を収録
(+初回特典としてシングルA面 全37曲の
オリジナルカラオケCD2枚も封入されています)

未発表音源「SENTIMENTAL SUGAR RAIN」
(日本語バージョン)や「デリカシー」
(売野雅勇・八神純子コンビの作品)も収録

アルバム別アレンジ曲や、ベストアルバムのみの
新録曲、デュエット曲もボーナス・トラックとして追加


☆DVD1枚には全6曲、20才のバースディLIVEの
模様を収録(すべて初DVD化)

☆全25枚紙ジャケ仕様、帯も忠実に再現、
LP歌詞カードも4つ折リーフレットにて再現

☆2冊合計214ページに及ぶブックレット付
(1冊はレーベル面や特典などのビジュアル・コレクション、
もう1冊は土屋信太郎さんによる収録作品の名解説)


☆オリジナル・カラオケでEVEコーラスをはじめ
名プレイヤーの演奏も徹底研究可能に(笑)
シングル・コレクション

JEWEL BOX



(上表「J」マークで表示)
2001/9/29
COCP-31633〜6
+TDBL-91718(DVD)
\10,500(tax in)

☆CD4枚に全シングル36枚のA/B面 72曲を収録
(『NAOKO PREMIUM』未収録は22曲)

☆特典DVD1枚は、PV2曲、
「スマイル・フォー・ミー」5連発
TVスポット集、
全シングル・ジャケットのフォト・ギャラリー が収録

☆100ページブックレット付
(各作品のジャケットのアナザー・テイク、
竹内まりや、嘉門達夫、吉元由美などゆかりの方々
からのメッセージ、シングル全曲解説など)

アルバム・セレクション

JEWEL BOX 2



(上表「J2」マークで表示。
ただし、「*」はライブ・バージョンの為、
コーラスはEVEさんではありません。
また、「☆」は、『スカーレット』からの
オリジナル・バージョンですので、
コーラスはやや短めです。)
2003/2/1
COCP-32034〜8
\12,600(tax in)
☆CD5枚に全93曲を収録、
ファン・リクエスト・ベスト、自作曲セレクション、
アルバム・セレクション、レア・コレクション、
ライブ・コレクションから構成

(『NAOKO PREMIUM』未収録曲は28曲)

☆120ページブックレット付
(20才以降を中心としたフォト・セレクション、
ミッキー吉野、売野雅勇、来生たかおなど
ゆかりの方々からのメッセージ、全アルバム解説など)

奈保子といえばアルバム&LIVEアーティスト!
その魅力を5枚組で網羅したBOX。勿論、最適は
『NAOKO PREMIUM』ですが、ちょっと手が出ない!
という方はこちらをどうぞ。(レア曲も多数。)
私による全体解説ページはこちら


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