マイメッセージ

人間って、不思議。
人を妬んだり、
人をワナに嵌めたり、
人に嫌味な言葉を浴びせたりする。

人間って、へん。
突然に笑ったり、泣いたり、
ずっと悩んだり、
長い時間、考え込んだりする。

人間っておもしろい。
仲間を作って、
自分たちで時間を作り上げ、
小説やドラマのような虚構の世界を描き、
涙を流し、歓喜をあげ、心を潤そうとする。

現実は、今も無惨な戦いが繰り広げられる。
人間が作り上げた国家は、
今日もまた、人の命を統括しようとし、
簡単に奪い、統治者は、怒り、指導する。
「反省しろ!、自覚しろ!、国家に逆らうな」

国家も、人間が作り上げた虚構かもしれない。
国家でない姿が、人間のホントウの姿ならば、
だれも、自分を歪められない。
だれも、自分の羽を折ることはできない。

それは小学校から高校ぐらいまで、
無理解な学校管理社会は、
あれをするな、
これをするな、
いつも作り上げた虚構の世界で、
僕たちの羽を摘み続けた。

もう、僕の羽を折らないでください。
もう、僕は飛ぶことができません。
これ以上、僕の羽を折らないでください。
これ以上、僕が飛ぶことを止めないでください。


僕はいつも祈り続けた。
僕たちの平和の願いを
彩られた折り紙の鶴のように、
羽ばたく羽を持てるように、
だれもが自由であるように。

大学を出て大人社会の一員になったとき、
僕は自由であると思ったはずだった。
しかしまだ僕を支配しようとする。

冗談じゃない!、
学校や政府が僕らを統括するだなんて。
なぜ拘束されるような仕打ちを
学校や国家から受けなければならないんだ。

学校とは、僕らが利用するもの。
僕たちが作り上げたものだから。

国家とは、僕たちが利用するもの。
僕たちが作り上げたものだから。

僕たちは自分で自分の羽を折ってはいけない。
僕たちが作り上げた虚構の世界で、
自らの羽を広げるからこそ、
僕たちは、自分の命を潤すことができるのだ。

by Takeshi