1998年03月03日号
 勝手にタケちゃん通信 勝手にたけちゃん通信

「ダイエットの道は険しいのだ」編


思えば、僕は幼い頃から、小学校6年生ぐらいまで、
家の人に「チビ」と呼ばれていた。うんうん。
決して自分が小さかったわけではないのだが、姉は
小6にして160CMを超え、父は175CMあったので、
155CMぐらいの母に追いつくまで、ずっと「チビ」だったのだ。

その後どんどん背は伸び、中2の終わりには180CM近くあった。
そう、それから、もう身長が成長することはなく、体重一人歩き
時代の幕開けであった。


高校卒業頃の体重は、55キロぐらいだった。
なんだ、痩せてるじゃないかとお思いでしょう。
ええ、やせてたんです。胸囲なんて80CMぐらいでしたから。
でもお腹だけは、ビール腹の前兆がありました...。
大学時代も体重は60キロ未満でした。
なんだ、スリムじゃん、とお思いでしょう。
ええ、服のサイズなんて気にすることなく、姉の服なんかを
着たりしてました。
でも、腰回りに肉が付いてきたような感じはありました...。


そう、忘れもしない、えっと、21だったかな?
(おい、忘れとるやないけ、...)、
たしか大学3年の時に交通事故に遭いまして、半年間、病院に
通いました。そのころから運動不足気味になりまして、遊びでしていた
テニスもあまりしなくなり、大学卒業時は65キロぐらいになって
いたと思います。
少し痩せなきゃなあと、思い始めていました。


卒業後、東京に住み始め、仕事のストレス?から「コンビニ
弁当依存症」というのにかかりまして、..はい。
どんなに食べて帰っても、どんなに酔っぱらっても、帰りにコンビニに
寄ることだけは、忘れない、おぞましい現象が僕を襲いました。
(え、過去形??)すいません、そうです、襲っています。

東京に来てから、もう8年。
5年前に彗星の如く「80キロデビュー」を迎え、今は88キロです。
 
もう一つの原因としましては、魚中心だった食生活が、東京に
来てから「しゃぶ樹」という、とあるしゃぶしゃぶやさんにスカウト
されまして、あっと言う間に、ええ、ホントにあっと言う間に
「肉食原人」の仲間入りを果たすことができました。

いつの間にやら肉好きになり、いつの間にやら「鳥の生レバー」
なんてもんが食べられるようになり(ええ、大好物です)、
そして昨日の夕食は「豚玉のお好み焼き」です。
この僕が、豚肉を食べるなんて、以前では、考えられなかった
ことです。高校まで、牛肉の赤身以外は食べられませんでしたから。

おかげで、胸囲も103CM。巨体になりました。


4〜5年前、「華」というギョウザ屋によく出入りしていたときの
大食い仲間W氏は、今や100キロ手前。
彼もまた、20キロ増の道を行っている。
僕はまだ?、88キロだけれど、20キロ増以上の道を行っている。
僕も彼のように100キロ手前まで行ってしまうのだろうか。
ちなみに彼は、服をすべて買い換えているようだ。
僕は、まだ大丈夫だけれど...。

不幸なことに「デブ」と言われても、「誰のこと?」と辺りを見回す
ぐらい、危機感がない。
いつでもやせることができると思いながら、80キロ台をキープ
している。

今こそダイエットの時。
がんばれ、立ち上がるんだー、たけしーー!!
君は今、「若ノ花」の入門当時の身長体重なのだから!!
.......。


どすこーーいっ!

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