秋なんです。 11/27 fri.

秋も深まってきたけれど、
もうすぐ12月とは思えないほど暖かい日が続く東京。
やっぱりこの時期は寒いほうがいいなぁ。
でも朝夕はきりりと冷えた空気が心地よい。

先週、甥っ子(2歳)とあねと長瀞へ行ってきた。
所沢から特急に乗ってぴゅーっと。以外に近かった。
紅葉は6〜7分位。川の色が澄んでいてすごーくきれいだった。

ロープウェイ「モンキー号」に乗って山の上まで行き、
山頂にあるかなり急勾配の小さい動物園へ。
鹿と豚の放し飼いエリアがあってふれ合えるのが楽し。

入り口にいたヤギに、持っていた焼き芋と
なぜかあったか〜い「お〜いお茶」を狙われる。





近くの公園の木々もだいぶん色づいてきて
日々刻々と配色が変わっていく。
思わず見とれてしまう。
落ち葉をわしわしざっざと踏む。
きれいなドングリを選んで持って帰る。秋のよろこび。



オリンピックシーズンなのもあって、
今シーズンはフィギュアを熱心に見ている。
ジョニー・ウィアーのエキシビジョン「ポーカーフェイス」(曲はレディ・ガガ)
が美しすぎてyoutubeで何度も見てしまう。
おまけにレディ・ガガのPVもおもしろこわくて、こちらも何度も見てしまう。
振り切れてるなぁ。

あとはトリノオリンピックの金メダリスト、プルシェンコが3年振りに復帰した
ロシア大会での圧倒的な演技がすごかった。
「帰ってきたキング、それは俺!俺の演技を見ろ!」
といわんばかりのアピール。

オリンピックが楽しみだ。





夏が終わる。 9/16 wed.


8月の終わりに空一面に広がるうろこ雲を見て
もう夏も終わりだな〜と思っていたら、
はっ、と気がつくともう秋がすぐそこまで。
いつもの公園のいちょうもすっかり色づいてきた。


私が赤塚不二夫展に行ってパネルと一緒にシェーをしたり
絵を描いたりしている間に、イチローはこつこつとヒットを積み重ね
メジャーリーグで9年連続の200本安打を打ち、
先頃連続200本安打のメジャー記録を塗り替えた。

めでたい!ということで野球の話をあれこれ。
画像は先月観に行った神宮のグラウンド。芝がきれい。


私がイチローをいいなぁ、と思うのは
「何よりも野球がすごく好きな事」

記録達成の記者会見でーなぜ達成出来たのか?との問いに
いの一番にそう答えていた。

幼い頃から野球浸けで、沢山の結果も記録も残して、
どうしてあんなに熱を持ち続けられるんだろう。

全力疾走で守備につくイチローを見ていると
そこにある幸福を思って、とてもうれしい気持ちになるのだ。


日本のプロ野球はクライマックスシリーズ(上位3チームがトーナメント戦で戦い、
勝ち残ったチームがリーグ代表となり日本シリーズに進む。日本では2007年に導入)
の3位争いで今ペナントレースがおもしろい。

セ・リーグは阪神がまさかの追い上げ(というかヤクルトが降りてきてくれたというか…)
でなんと現在、単独3位。
広島も好きなチームなのでどちらかが行ってくれたらなぁ…と思う。

パ・リーグは今年監督最終年・ノムさん率いる楽天と
去年のチャンピオンチーム西武がし烈な3位争い。
短期決戦に強そうな楽天もいいけど、
去年の日本シリーズの戦いっぷりが見事だった西武をなんだか応援してしまう。


※※※
「線画劇場」に「オーパ国体」用に描いた絵を2点追加しました。
今回はオバマ大統領のオールスターゲームでの始球式の図と
ドジャースで活躍中の元広島のエース、黒田投手の絵です。

黒田は先月試合中にバッターが打った強い打球を直接頭部に受けて運ばれ、
心配していましたがなんとほぼ傷もなく、後遺症も軽く、今月復帰。
なんというタフネスさ!
先日7回を投げきり復帰後初勝利をあげました。すばらしぃ(涙)


ちなみにオバマ大統領はシカゴ・ホワイトソックスの大ファンで
先日ノーヒットノーランを達成したホワイトソックスの投手に
翌日「いやーすごかったよぉ〜、昨日のピッチング」
と電話をしてきたそうです。




祭りのあと。 7/30 thu.


今年も無事に、オーパギャラリーでの5人展「OPA国体2009」が終わりました。
お越し頂いた皆さまありがとうございました。

オーパでの夏の展示は今年で3年目なのですが
会期中はわいわいにぎやかでお祭りみたいなので
展示が終わると、ああ夏がひとつ終わったなぁ…という様な
何ともほのさみしい心持ちになります。

会期中2日連続で盆踊りに行き、
わたしは炭坑節と東京音頭はほぼマスター。
お祭りで食べる焼きそばとかき氷はなんであんなに美味いんだろうか。

今年の展示はスポーツがテーマで、
他にもいろいろと描こう!と野望を抱いていたのだけれど
わたしは結局好きな野球がほとんどをしめてしまい
好き度が高くて濃すぎないかしら…とちょっぴり心配してみたり

線画ばかりの展示も初めて、今回展示の仕方も冒険したので
搬入まではハラハラドキドキだったのですが
楽しい!というご感想も沢山頂き、うれしくほっと一安心でした。


※※※
展示中はなにかとバタバタしていて睡眠不足が続いており
積もりゆく荷物やホコリをうす〜い横目でやり過ごしていたのですが

今日は久しぶりに家でゆっくり過ごせたので
家中のホコリを取りまくり、洗濯機も2回転し
スポーツじゃない絵も久々に描き
コーヒー飲みつつまったり本を眺めたり…
これまた久しぶりに自炊した夕飯の親子丼を平らげて、心身ともにスッキリ!

展示中に友人にもらったお酢も飲んで
本格的な夏に備えます。

「線画劇場」
に展示用に描いた阪神の2選手の絵をアップしましたので、
ご覧頂けましたら幸いです。

シーズン後半戦は3連勝でスタート!矢野も戻ってきて
巻き返しは、ここからだ。
といいなぁ〜。



リチさんとヤンソンさんの世界 06.3 wed.


東京はもう新緑の季節も過ぎようとしていて、梅雨の気配がしてきた。
ここ数日曇り空が続いている。

最近2つのすてきな展示を観た。

一つは東京駅の大丸でやっていた、トーベ・ヤンソンさんのムーミン展。
ムーミンはテレビ東京で昔にやっていた
岸田今日子さんの声の、アニメのイメージが少しあるくらい。


展示作品は小説のムーミンシリーズの挿絵の線画が主で
光と影、植物やムーミン谷の風景や住人達が、きめ細やかに描かれている作品の世界が素晴らしくて
ほえ〜っとため息をつきつつ、じっくり見入る。
表紙のカラーの水彩も色合いがきれいでうっとり。


小説のあらましや、登場人物の説明も作品ごとに書いてあるのだけれど、
ムーミン谷の男達は大体いつも放浪しているし
気圧計を何より大切にしているニョロニョロ達(ニョロニョロも放浪の民)や
みんな凄まじいまでに自分のスタイルで生きている。

こんなに豊かで奥深い世界が広がっていたなんて知らなかった〜
なので生まれて始めてムーミンのお話を今読んでいる。
とても、楽しい。


もうひとつは目黒区美術館でやっていた、上野伊三郎+リチ展。
大正・昭和初期に活躍した建築家・上野伊三郎と
奥さんで主にテキスタイルデザインを手がけていたリチ。

リチさんはウィーンのひとなのだけど、伊三郎と結婚して
2人は京都とウィーンを行き来していたらしい。

リチさんのテキスタイルや壁紙や化粧箱は、植物モチーフのものが多く
ヨーロッパの空気や、浮世絵の潔さを感じたり。

とにかくお洒落で色彩豊かで、
一緒に行ったタムラさん、古谷さんとあれもほしい、これもほしい
あれも素敵、こっちもいい〜とクラクラしつつ、きゃぁきゃぁ言いつつ観る。

見本で置いてあった図録も、装幀も凝っているし中身も充実で2千円!
鼻息荒く図録図録!とショップに駆け込むと、
売り切れで増刷の予定もないとのこと。

こんなに素敵なのに作品を見返すことが出来ないなんて〜なんてもったいない!
壁紙やテキスタイルもグッズにしてほしい〜、
そしてぜひ図録を増刷して本屋さんで買えるようにしてほしい…。
と切なく感想を語り合いながら権ノ助坂を歩く。


前回の日記にWBCのことを書きましたが、
ご存知のとおり日本が2連覇して無事に美味しいビールが飲めました。

やっぱり野球はいいなぁ…としみじみ。
国際大会の息せき切るような試合も見応えがありますが、
百何十試合をかけて日々作られていくペナントシーズンも
それとはまた違った味わいがあるのです。

今年の阪神は真弓監督ファーストシーズンなので、ゆ〜〜っくり、気長に見ることにきめました。
早く、矢野がどっしりといる阪神が見たいな〜。
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