春の足音 03.22 sun.


先日イラスト仲間の伊藤さん、武藤さん(藤つながり)
と花盛りの白木蓮を見に、新宿御苑に行ってきた。

武藤さんの毎年の行事に伊藤さんと共にまぜてもらって
芝生の上でおにぎり食べて
広い園内を散策。

新宿御苑の白木蓮は
樹齢二百年の木をはじめとして大きな木が多い。

たてに長いばかりじゃなくよこ幅も広くて
花盛りの白木蓮はそれはそれはりっぱで美しかった。

※※※
なんだかんだ言いつつ、開幕したWBCに釘付けである。

監督問題のああだこうだでイチローの発言があった辺りで
何だかなぁ〜とめんどうくさくなり
その後の会社的にあれこれ物事が進んでいくのを見て
野球好きなだけに、どんどん気持ちがさめていったりもしていたのだ。

でも始まってみて試合を観ていると
「WBCジャパンは名実共にイチロー主体の大会なんだね
そりゃあいい状態でプレーに集中出来るように
ああだこうだと言いたくなるよね〜」
と深く納得。

しかも監督問題で発言したことで
イチローの肩に掛かるものは余計に重くなったことだろう。

イチローや川崎宗則を見ていると
まるで野球が好きで好きで仕方ない小学生のようだなぁと思う時がある。

その好きで仕方ないものに向かっていく人間の姿を見ていると
心震えるものがある。

あんなに集中しきった選手の顔を見られることはそうそう無いことだ。
もちろん優勝してほしいけれど
結果はどうあれ、私にはもうそれだけで満足。

でも勝つとビールが美味しいのでやっぱり勝ってほしいなぁ〜。



ブックカバー展始まっています 02.22 sun.


2/16から、東京国際フォーラムのフォーラムアートショップにて開催中の
ブックカバー展に参加しています。

日時:2009/2/16(月)〜2009/3/31(火)
  場所:東京国際フォーラム 1F フォーラムアートショップ
東京都千代田区丸の内3-5-1

仙台のブックカフェ「火星の庭」さんの古本と
13人の作家さんの展示になっています。
   お近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄りくださいませ。

私は画像の3点のブックカバーを作りました。
上下のプリントアウトのものは150円、
真ん中の版画のものは280円にてお買い求め頂けます。

本が好きで外出先にもよくカバーに巻いて持って行くので
ブックカバー作りことのほか楽しかったです。

※※※
ちょっとずつ梅が咲き始めたので
最近は外出先でついつい梅の木を目で探している。

去年の今頃は大阪城公園で梅を見たなぁ。
梅の木にはメジロが一番似合うと思うけれど、
今年は東京で見られるといいなぁ。


昨日ポレポレ東中野で柳家小三治師匠のドキュメント映画
「小三治」を観てきた。

ポレポレ東中野はbox東中野時代から気になる映画が
かかっていたけど、よく考えてみたら行くのは初めてだった。

映画はとってもよくて、
芸に向かっていく姿に引き込まれて2時間あっという間。
入船亭扇橋師匠との掛け合いがたまりません。
もう一回観に行こうと思う。

前売りを買うと1300円。お得だと思います。
ポレポレ東中野では3/13まで、
2/27までは神保町シアターでもやっています。

迎春 2009.01.12 mon.


あっ、という間に寒い冬が始まっています。

遅ればせながら、新年明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

暑い毎日のまますっかり日記が止まっていましたが
年も変わって、決意も新たにまめな更新を心の書き初めにしたためてみました。

今年の「正月の海」は羽田へ向かう東京湾です。
東京湾もなかなかやりよるな、と思ったけど
私にとって特別な海はやっぱり瀬戸内海なので
お正月にはしっかり瀬戸内の島に行き、チャージしてきました。

※※※
元旦の深夜に立川談志師匠の特別番組をやっていた。
「芝浜」のVTRが2年前に行った年末の三鷹のものだったので、感慨深く見る。
そうそう、あの時の「芝浜」はすごかったなぁ。
落語を聞いていて、泣きながら笑うのは初めてだった。

最近は作業をしながらCDで落語を聞くことが多い。
でも一番好きなのは寄席に行って聞くことだ。

独演会もよいけれど、寄席で入れ替わり立ち替わりの芸を見つつ
まったりじっくり聞くのが最高だ。
今年は沢山落語を観に行きたいなぁ。

テレビや雑誌で落語の特集があると、
すぐに「現代の最高峰」とかなんとか、
大げさな枕詞が付くのがなんだか違和感がある。

笑いなんて個人的なものだし、ろくでもない人がたんまり出て来るのに
何だか高いところにありそうな「格式」の箱に入れたりしないで、
好きな噺家さんを最高、最高と気楽に紹介してくれればいいのにな。


11日の日曜日、新宿末広亭へ「正月二ノ席」を聞きに行ってきた。
末広亭といったらやっぱり座敷よね、なんて言いながら
お弁当を買い込み寄席に入ってみると二ノ席初日、
三連休の真ん中ということも相まって午後の早い時間帯でずらっと立ち見。
お弁当を食べることも出来ず、昼の部夜の部のあいまで
やっと座敷へ座れてお弁当食べてひと心地。

正月二ノ席は年の始めということもあって出演陣が豪華。
でも出演者が多いため、トリの前でもなければじっくり噺を聞くことなく
皆さんさっと入れ替わり立ち替わり。
権太楼さんの噺聞きたかったなぁ。
でも獅子舞やのいるこいるさん、正楽さんの紙切りもあって
あー日本に生まれてよかったぁと年の始めに思えるのはなんだか幸先が良い。

夜の部トリは柳家小三治師匠。
会場をぐるり見回し、まくらからゆっくり「時そば」へ。
小三治師匠の「時そば」初めてだったけれど
今の時期聞けて良かったなぁ…。
たまらず帰りは(そば屋ではなく)うどん屋へかけこみ
釜あげうどんを啜って二ノ席の夜を満喫した。

※※※
お知らせのページにも書きましたが、神宮前オーパギャラリーにて
今年も「マッチ展」に参加しております。
趣向をこらしたマッチが沢山揃っていますので、
お近くにお発ち寄りの際はどうぞ足をお運びくださいませ。



「アニマルジャンボリー」終了しました 8/4 mon.

暑い毎日が続きます。

先週水曜日、無事「アニマルジャンボリー」展終了しました。
会期中はたくさんの方にお越し頂き、誠にありがとうございました。

今回は展示テーマがジャンボリー(陽気な騒ぎ)だったこともあり
楽しい展示にしようと出展者一同で色々な企画を考えました。
オリジナルてぬぐいを作ったり…
おかげで盛り沢山な展示になったと思います。

お越し頂いた方々にも色々なご意見を頂き、お話も出来
とても楽しく勉強になった1週間でした。

日曜日の展示終わりに、皆で「軽く焼きそばでも食べて帰るか」と
原宿の盆踊り会場に寄ったところ、皆すっかり盆踊りに魅了され
2時間ノンストップで東京音頭や炭坑節を踊り狂ったり

どんどんうまくなっていく山崎杉夫さんの紙芝居が何度もギャラリーで上演されたり
これまたウクレレがどんどん上達していく古谷さん…などなど
色々と忘れられない夏の思い出が出来ました。

※※※

アニマルジャンボリーが始まる前に、展示に参加されているかわしまよう子さんにご招待頂き、
埼玉近代美術館で開催中の「丸木スマ」展を観に行きました

スマさんの絵や、同じ空間を飾るかわしまさんの写真とことばを始め
お三方の作品もすごく素敵で、
うわーうわーと心が舞い上がりつつ展示を見終えました。

70歳過ぎて絵を描き始めて、700枚の作品を残したスマさん。
それまでは、広島で山や海で働いて、子供を育てて…

自由に画面の中を行き来する生き物たちや色形をみていると
豊かなエネルギーがこちらに溢れて来るようだった。

きっとスマさんは山や海や色んな生き物たちを大好きで
じっと絵を描くまでの時間、大きな心で見つめて来られたんだと思う。

それが解放された絵を見ながら
絵を描くってなんだろう、豊かってなんだろう、
色んなことを感じました。

「丸木スマ展 樹・花・生きものを謳う」は埼玉県立近代美術館で8/31まで開催中です。
休刊日は毎週月曜日、
詳しくは埼玉県立近代美術館のホームページをご覧ください。
あっという間に 6/13 fri.

もう6月になっていました。
ずいぶんとご無沙汰の日記になってしまいました。

春も過ぎ去りもう梅雨入りです。
アジサイももう咲き始めている。

今日は梅雨の晴れ間で爽やかなお天気。

火曜日は渋谷パルコで開催中のナンシー関さん「大ハンコ展」へ。
もう亡くなって6年経つんだなぁ、と時の流れを感じ、
ナンシーさんの目線のないテレビ界のむなしさを感じ、
改めてナンシーさんの凄さを反芻し、予想以上のたくさんのハンコを堪能。
開催者の方々の愛のあふれるオモロな展示でした。
展示は6/15(日)まで渋谷パルコファクトリーにてやっています。


11日水曜日は西武ドームで開催のセ・パ交流戦、西武対阪神へ。
西武ドームは半ドームで、屋根はついているけど
風が通りぬけて気持ちの良い球場だった。
選手の練習もすぐ近くで見られるし、
雨の予報が晴れ間まで差してきてテンションが上がる。

やっぱり球場はいいなぁ。
老いも若きもユニフォーム着込んだりしてまったり試合が始まる時間を待つ。
徐々に球場全体のボルテージが上がってくる。

試合はセ・パ首位チームの決戦で言わずもがなの面白さ。
6対4と接戦を制して、見せ場もたくさん、いい試合だった!
2回もジェット風船飛ばせて大満足。

個人的にはベテランの桧山が活躍したのと、
新井選手の全力プレーがぐっときた。
3本ヒットを打ったというのもあるけど、
塁に出て他のバッターの打席の時も、
とにかく少しの動きにも反応して走る。
しかも全力疾走。気迫というか前に前にの集中力がすごかった。


生で見ていると改めて野球選手のすごさが分かる。
テレビの画面で見ていると「なーんだフライか」というような当たりでも
実際に見るとかなりの距離だし、藤川球児の球なんて
人間ってあんなに早くボール投げられるんだ、という位早い。
三者三振で試合を〆てかっこよかったっす。

野球はやっぱり生で見るのが一番!
東京の近くだと神宮球場や横浜スタジアム、千葉マリンスタジアムなどは野外なので
デイゲームで暑さをしのぎながら見るのもよし、
ナイターで暮れていく空を見ながら風に吹かれてビールを飲むのもよし。

外野席は千円台で見られる所がほとんどなので、
ちょっと好きだなぁと思うチームの試合を見に
ぜひ球場に足を運んでみてください。
少し詳しい方と一緒に見ると
野球が詳しくない方でもより楽しめると思います。

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