9V-SJF流 海外個人旅行ガイド:はじめに

言葉ができなくても、大丈夫?

いざ、海外個人旅行をしようと思ったとき、まず引っかかるのがこの問題だと思います。全くできなくてもOK、と言うことはありませんが、特別な目的があったり、非常事態が発生しない限り、通常の観光旅行で使われる言葉は限られたものなので、英語に関しては基本的なこれらの言葉さえ押え、分からないときは聞き返して相手に確認することができれば、個人旅行をするのは可能だと思います(英語が通じない国だと別ですが)。

しかし、危機管理ということを考えると言葉はできるにこしたことがない、というのが私の考えです。緊急時には自分の考えを正しく伝え、対処してもらうことが必要だと思いますが、誤解から来るトラブルを極力回避する、という点で言葉は大切だと思います。また、危機管理以外にも言葉ができることによって、例えば飛行機で一緒に乗り合わせた非日本人乗客と話をするなど、より一層楽しい旅ができるようになると感じています。

私が感じている結論は「(英語での)基本的なポイントさえ押えていれば、個人旅行はできることはできる。しかし、危機管理とより快適な旅をするためには、言葉はできた方が良い」です。私自身も、言葉はまだまだ足りないところがあるので、勉強しなくてはいけないな、と旅から帰って来る度に思います。

(女)一人旅でも、大丈夫?

大丈夫だ、というと嘘になりますが、自分自身も含め、危機管理については考えなくてはいけないと思います。私は幸いにも危険な目には遭っていませんが、一人旅である/ない、女性である/ない、個人旅行である/ない、旅の初心者/プロ、海外にいる/いないに関わらず、危険はどこででも起こりえることです。

また、殊に女性の場合、男性以上に危険回避の努力をすることは必須だと思います。例えば、私が海外渡航をする上の鉄則に「いかなる国であっても日没後の外出は避ける」というのがあります。「これじゃ、十分に遊べないよ」とお考えの方もいらっしゃるかもしれませんが、言葉に不自由で土地に慣れない海外で、夜間に出歩くことは非常にリスキーだと思うからです。「ヤバいと思ったら、それはしない」というのは鉄則だと思います。


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プランの作り方