たけし ぼやき日記 WILLING
2008年11月編
2008年11月01日(土) 「知らないことが知りたい」 コラム 学校の勉強は退屈だと思うことって多いだろう。 退屈なのは、覚えなければイケナイ、やらなければイケナイことだから。 自分が知らないことを知りたいと思うものだったら、ちょっと違う。 太平洋の中、島国で暮らしている人はどんな人だろう。 西洋人が勝手に植民地化するまでは、どんな言葉を喋ってきたんだろう。 肉ばっか食べてたらオナラが臭いって本当だろうか? 本当だとしたら、どうして臭いんだろう? 漢文で出てくる李白って、大酒飲みだったらしい。 彼はどうして旅に出て詩を読む決意をしたんだろう。 知らないことを知りたいと思う気持ちは、自分の中にある。 知らないことは必要がないという気持ちも、自分の中にある。 ほんの少しの探求心は、幼い頃からの生活で成り立っていく。 自分に必要なのか、必要でないのかだけで判断していたら、知る能力を育めない。 どうしてなんだろう、なぜなんだろう。 もっと知りたい、知らないことを知りたい。 知りたいと思ったことを調べていくことが、新しい自分になる第一歩だ。
2008年11月02日(日) 「試打イベント」 日常 新しいラケットの試打イベントで、品川プリンス高輪コートに向かう。 限定12名の予約制で、なぜかワシとT井をテニスショップの人が入れてくれた。 全日本選手権優勝のプロが、自分に合ったラケットを選んでくれるらしい。 高い打点で打ち返すジュニアに負けじと、頑張ってみたりする。笑 カーペットのコートは初めてだったので、球の食いつき感に戸惑う。 ようやく速さに慣れたと思ったら終了〜、えッΣ(・д・) 結局、プロとラリーできただけでラケットのアドバイスもナシだった。 タダでインドアコート使えたから、ま、いっか。笑 プロが横で見てるとちょっと緊張したりして、ワシって可愛いかも。笑 (当然ながら、また新しいラケットは決まらずですな...涙)
2008年11月03日(月) 「不死身じゃないっす」 日常 祝日だけれど朝から夜まで授業です。 プレ期末試験を実施したので、終了は夜8時過ぎでちょっと嬉しかったりする。 料理当番をサボりたいM保さんとワシの食べたいものが一致して、近所のイタリアンに。 前菜頼んでパスタ食べて帰宅したのだが、寝ている途中に気持ち悪くなる。 前菜少量の石鯛カルパッチョ、サンママリネ、サバチーズ焼。 きっとどれかなのだろうけれど、完全ダウンです...。 M保さん、なんともないんだけど不死身ですか?笑
2008年11月04日(火) 「三年ぶりの尾花」 日常
いつもお世話になってるTムラ家にお礼ができて良かった。 堪能、堪能、尾花の鰻は柔らかくてマジうまい。 三年ぶりの尾花、江戸の味って感じだな。 もちろん名古屋のひつまぶしも好きですよ、蓬莱陣屋もサイコー。
2008年11月05日(水) 「プレ期末試験ウィーク」 WILLING 中3生にプレ期末試験5科目を実施している。 英語は基本問題と英作文、数学は応用、国理社は基本問題のテストだ。 答を全部書いた答案を渡して、全て丸暗記しておいでと伝えてある。 基本事項を丸暗記しておくと学校の授業も分かって楽しい、二度美味しい作戦だ。 去年からやっていて、即効性が高く、効果がハッキリ出るので続けている。 とてもシンプルかつイージーな事だと思ってやっている。 現実は甘くない、この単純だと思われることができないのだ。 昨今の学力低下を嘆いていられない、一緒にがんばっていくしかない。 85点の合格点で科目クリアとなる。 やる気を出してサッサと終わらせた子、ダラダラやって終わる気配が訪れない子。 英数は難易度が高いとしても、理社国はサッサとクリアして欲しいんだけどな...。 二極化した子たちに、どうやってやる気を繋ぐかが重要な仕事でもある。 今週いっぱいは、このプレ期末に追われそうな気配。 懲りずに中2の子にも英国社でプレ試験を作ってしまうワシ。 みんな〜、頼むから早くクリアしてくれ〜っっっ。
2008年11月06日(木) 「芸のない日常」 日常 自民党の野田聖子とクリームシチューの上田って人、似ていると思うのはワシだけ? ヤバイ、こんな書き方だと「ワタシだけ?」とネタを言う女芸人みたいだな。 中高生向けのネタを仕入れるためにテレビ観ることがあるワシ。 それって、どうなのよ?笑 レッドカーペットは録画して観たので、モノマネできるものはケッコウある。笑 でも最近飽きてしまって、この数週間観ていない。 簡単にモノマネできるお笑いが多くて、お笑い自体に芸がないのだ。 今のテレビを観て育つ子たちは、考えることから離れていってしまうように思う。 すぐ笑える、すぐできるの効用は、実は考える力をなくしてしまう恐ろしいことかもな〜。
2008年11月07日(金) 「尊重し合う社会に」 社会 次期アメリカ大統領に、バラック・フセイン・オバマ・ジュニア氏が当選した。 現在のアメリカでは黒人の活動家が多いように思いがちだ。 実際には、彼は唯一のアフリカ系アメリカ人の上院議員である。 人種のるつぼと言われるアメリカだが、人種差別が根強く残っている。 イタリアの首相は「日焼けしている」と笑いを取ろうとしたが沈没した。 石原慎太郎都知事も東京オリンピックにムキになって奇妙な発言をする。 「アフリカなんぞの黒人国家が親近感を持って、そういう票が雪崩を打って動いたりするとちょっと厄介ですな」 世界史に残るほどの事実に、どうして素直に賛辞を送れないのだろう。 他国の政治は他国の国民のものである。 お互いを尊重し合う姿勢こそが、友好的に共存していく最大の近道である。
2008年11月08日(土) 「非日常がそろそろ...」 日常 ゆっくり過ごしたいんだけど、性分的にゆっくり過ごせない。 気になって補習を入れたり、時間があると掃除したりで忙しい。 普段の日常は自分でも割り切ってるので、とくに気にしたことはない。 やったー明日お休みだ〜、なんて思うことは、まずない。笑 良い意味で、気持ちの転換やリラックスできる状態を自分で作りだしているのだと思う。 悪い意味では...、と考えないことも自分にとって良いことだと思う。 えっ、ナゼコンナコトヲイッテルノカって? どっかに旅行に行きたいんだよ〜、行きたいんだよ〜。 非日常の生活を堪能したいんだよ〜。 今年は一度も石垣行ってない、パスポートも使ってない。 あ〜、どっか行きてーーー...。
2008年11月09日(日) 「追試最終日」 WILLING 昨日に引き続き、今日も朝から追試、追試、追試。 ひたすら覚えて受けるだけ、85%の正解で合格。 英語と理科と社会が各2、国語と数学が各1、合計8個。 昼メシでもゴチしようと思ってたけれど、終わらせる意志なさげなのでやめようと思ったさ。 マック買ってくるって聞いて申し訳なくなって、パスタ作ってあげた。 3種のカルシウム入り、名づけて「背が伸びるパスタ」笑 し、し、しまった、「早く合格するパスタ」にするんだった...。(どんなパスタやねーん)
2008年11月10日(月) 「アングロサクソン人」 日常 ワシの顔と頭を見て、突然M保さんが言った。 たあくんって、アングロサクソン人みたい。 アングロサクソン人って、なんやね〜ん。笑 つーか、会ったことねーだろっ! 注:アングロサクソン人=5世紀頃オランダ〜デンマーク付近に侵入した3つの部族(アングル人、ジュート人、サクソン人)の総称
2008年11月11日(火) 「高いスーパーは不要じゃ」 日常 テニスラケットをレンタルして帰る途中、道沿いにたくさんの人がいた。 近所に小田急OXというスーパーが開店していた。 車を駐車場に入れ、店内をアレコレ物色してみる。 「今からマグロの解体をしま〜す、整理券順ですのでお並びくださ〜い」 急に声がかかったので、雰囲気で列に並んでしまった、11番ゲット。 マグロ好きじゃないんだけど、M保さん好きだから、ま、いっか〜。 10分後に解体が始まるというので、家で切れてるバルサミコを買って戻る。 解体ショーが始まり、順番で取りに行ったら2000円だった。 なんだよそれ、全然安くないじゃん、刺身10枚にもできねーよ。 大間のマグロ?、もち知ってるよ!、でもワシはマグロ好きじゃないんだって。 他のフツーのモノだって値段が高いんだもんな、なんだかな〜。 素材の質は確かに大事だけれど、料理は愛情っ。 手間を惜しまずに、楽しく一緒に食べようという気持ちがあれば料理はOK。 意味のない高いスーパーは不要じゃ、分かったかいOX。 (高校生のみなさん、たけし大トロ握り食べれておめでとう!、かなりうまかったみたいだな)
2008年11月12日(水) 「泣きの追試」 WILLING 別に追試でワンワン泣いてるわけじゃないっす。笑 「お願いだからあともう一回」っつー勝負を「泣き」と呼ぶので、「泣きの追試」なのである。 追試は日曜で終わりと宣言したけれど、まだあきらめきれないワシ。 家で勉強して受けるシステムをシカトして、WILLINGに来てから勉強するヤツラ。 ヤツラに「家で勉強して受ける」っつーことを分かって欲しいのだ。 F中男の子に打診したら、お返事なしだった、あっそう、サヨナラ。 M中女の子に聞いたら「やりたくない」だった、あっそう、サヨナラ。 やる気ないヤツラは相手にしません。 M中の男の子たちに聞いたら「水曜の5時半なら」と指定してきた、ありがとう。 つまりは、ワシの「泣き」ってことですか...。涙 やる気がないワケじゃないから、喜んで「泣きの追試」させてもらいます。 5時半から、泣きの追試オカワリ3名入りました〜。
2008年11月13日(木) 「ラケット選び」 日常 テニスラケット選びも佳境に入ってきた。 D社の2.0TPかエアロジェルの新製品が濃厚だ。 選ぶのが楽しいだけで、買ったらやっぱ違うと思うのかも。笑 ラケットが変われば、テニスが変わるのか? 結局は体重の問題だと思うのだが...。涙
2008年11月14日(金) 「年に一度は、おでん作り」 WILLING 冬が近づくと、おでんを一度は作らないと気がすまない。 おでんが大好きなのかと聞かれたら、そんなこたー全然ない。 コンニャクおでんが好きなぐらいで、他の具材はあまり興味がない。 興味がなくとも、コンニャクに味を染みこませるために各具材は重要なのである。 大根、コンニャク、厚揚げ、竹輪、はんぺん、薩摩揚げ、ゆで卵、ちくわぶ、じゃがいも。 巾着はヨモギ餅入り、刻み蓮根入り鶏ツミレも作る、すじ肉は柔らかくなるまでじっくり待つ。 具材の中で、自分の中で食べなくていいベスト3は、ゆで卵、すじ肉、ちくわぶ。 単調になるとつまらないから入れるけれど、特にゆで卵は嫌いなのだ。 食べると口の中の水分を持って行かれそうな黄身が苦手だ。 ゆで卵に愛情がないから、茹でて殻をむくときにボロボロになったりする。笑 茹でた直後に冷水につけてんだけど、途中でダメになると一回り小さくなったりもする。笑 水から入れずにお湯から入れるといいとか言うので、今度やってみっかな。 また来年。笑 明日来る人は、おでん食べられますよ〜。 去年作った「おでんの食べれるWILLING」
2008年11月15日(土) 「スタンバイOK」 WILLING 朝から試験勉強で大忙しである。 おでんたくさん作っておいたので、おやつの準備も万端。 ガンガン勉強してOKよん、えっ、またしても張り切ってるのはワシだけ?(苦) プレ試験でやったことがちょっと身についてきた感じで、うれしかったりする。 ずっと缶詰状態ですな、気がついたら外はすでに暗かった。 お腹空いたよ〜、朝からコンニャクおでんしか食ってない。 明日も試験勉強、ガンガンやりますよっ!
2008年11月16日(日) 「試験勉強中です」 WILLING あと3日で試験突入の中学生たちと一緒に時間を過ごす。 毎度のことだが、ワシの事前準備は整っている。 補習も追試もやった、これからは気持ちをどう持続していけるかでしかない。 気が散って5分と持たずに喋ってるヤツいるし〜、落ち着いてくれよ。笑 遊戯王で遊んでるヤツいたりするし〜、今頃なんでやねん。笑 親とゲームバトルするヤツいたりするし〜、もうちょっと意識高く持ってくれよ〜。笑 中学生って見ていて飽きません。笑 そんなこと言ってる場合じゃないよな、こっちも気合い入れていきますかね。
2008年11月17日(月) 「ラッシュのおかげ」 日常 だんだんと朝が寒くなってきた。 ラッシュの散歩があるおかげで、朝の時間がうまく維持できている。 1Fの空気を入れ換えてラッシュの散歩、お風呂に入ってヨーグルトを食べる。 ここまででが、8:50に完了のスタイルだ。 ラッシュが元気なうちは、週に一度、ドッグカフェに行くと決めている。 自分の中で、時間が上手くリフレッシュされている。 嫌いな冬なんだけどね、時間が回転しているとあまり気にならない。 ラッシュ、元気でいてくださいよ! 寝ているラッシュにやりたい放題(笑)
2008年11月18日(火) 「YOUTUBEで試験勉強」 WILLING 明日がM中の音楽試験なので、YOUTUBEでお手軽30分の音楽レッスン。 「カノン」、「ハンガリー舞曲」、「カンパネラ」、「ボレロ」、「ピアノコンチェルト」 5つの曲を聴いて、作品名、作者名、国名、時代、補足事項を答えていく。 なんだかケッコウ楽しそう、クイズ形式みたいで張り切ってる。 50点分もあんのか〜、コレはイイ!、がんばろうぜ〜っ。 上手くいったので、中2の子にもYOUTUBEで試験勉強。 「カノン」、「チゴイネルワイゼン」、「主よ...」、「月の光」、「アイネクラリネ...」 こちらも上手くいって、勉強がサクサク進む。 ワシらの時代は、こんな勉強方法なかったでよぉぉ〜、楽しそうじゃの〜。笑 明日からの試験、がんばりまっしょ〜っ!
2008年11月19日(水) 「夢」 コラム 「夢」という言葉には二種類ある。 一つは自分が考えて抱く理想、将来像などの「夢」。 もう一つは、眠っている間にみる「夢」。 同じ頭の中で思い描くことであっても、この二種類は本人にとって全く違う。 どうして、この二つを同じ「夢」という言葉で表すのだろう。 両方とも現実に起こらないことだからだろうか。 現実的でないものだとしてら、「夢」がないよな〜。 なぜに同じ言葉なんだろう...。
2008年11月20日(木) 「いろいろなことがあるさ」 WILLING ずっとWILLINGに来ていた不登校の女の子が、3回目のWILLINGリタイア。 初めの三ヶ月は慣れるまでの練習と思っていたが、途中で何度も頓挫していた。 最初が無理だったから間を空けましょう、と伝えたのだが何度もトライしてしまった。 WILLINGは学校じゃないから、来たいなと思ったときにやり直せばいい。 来れない連絡を自分でする大切さや、来たときの充実感を少し感じて成長して欲しい。 不登校と一口に言っても、事情は様々で、誰もが自分の心の重さを抱えている。 自分の重さを見つめて、その重さが自分なんだと気づくことも大切だ。 ほんの小さなキッカケのかけらを大事にしていくことも、一つの鍵となる。 今回のリタイアは、これ以上は彼女が傷つくだけになってしまうという判断でもある。 無理に予定を入れて、自分の気持ちが不安定になることは避けてほしい。 周囲が焦ると、本人がもっともっと焦ってしまう。 周囲が同じ空気になってしまっては、本人が抜け出せなくなってしまう。 彼女や周囲にとっては、「行かなくてはならない学校」と同じ気持ちが強かったに違いない。 最後にメールで、ストレートに本当の気持ちを伝えた。 彼女が正直な気持ちで、真っ直ぐ進んでいくことを願っている。
2008年11月21日(金) 「今、C歳丘高校で起こっていること」 社会 都立C歳丘高校で今起こっていることが、怖くなってこの話を書いている。 停学や退学者の続出は、もしかしたら管理教育による切り捨てかもしれない。 坊主にして土下座で校長先生に謝る生徒を、2秒で退学と告げた話が本当ならば...。 今、C歳丘高校で起こっている出来事をどのぐらいの人が知っているのだろうか。 学校の先生がネットを調べて、悪口を書いている生徒を自主退学に追い込んだという。 ネット上の噂話では、学校の内幕が語られているものもある。 校長一派が邪魔な先生を辞めさせたなどと物騒な話も出ている。 ネット上と事実は、もちろん話しが行き違っていることは多いだろう。 考えなければいけない最も大切なことは、学校は誰のためにあるのかということだ。 学校の主役は生徒である。 もちろんダメなことをした子供を叱ることは、教師=大人=社会側の責任でもある。 しかしそれでも、学校の主役は生徒なのである。 叱ることと、管理することは同じことでなはない。 学校側に都合の良い生徒だけを残して、面倒な生徒を切り捨てることは教育ではない。 失敗してもチャンスを与えて、彼らの成長を見守ることが教育なのである。 繰り返し言わせてもらう。 学校は、生徒たちのためにあるものなのである。 これから生きる術を身につけていくべき、彼らが利用すべき教育の場なのである。 生徒を管理して、教師=学校側の都合だけで運営することは言語道断である。 学校側が、自分たちに都合の良い生徒だけを利用するなんてことは間違っている。 管理教育が復活する傾向にあるならば、大人社会=自分たちは動く必要がある。
2008年11月22日(土) 「研究」 日常 フィギュアスケートシーズンを迎えて、テレビを観ながらブツブツ言っている。 回転不足だ、軸がずれた、踏み込みが浅い...云々。 フィギュアオタクか、ワシは。笑 一緒に見ている人が「今のジャンプは何?」と聞いてくることがある。 「あれはトリプルルッツだよ」 「あれはトリプルサルコー崩れからの、ダブルトゥループだよ」 もちろん早口で、フィギュアオタクか、ワシは。笑 サルコー、アクセルは間違えないが、ビミョウなジャンプは分からなくなるときがある。 怪しいジャンプ(とくにエッジがビミョウなルッツ、フリップ)は禁止だぞ〜。 名前間違えると、オタク失格だからな〜。 昔、4回転トゥループに挑もうとして足を挫き、スケートから遠ざかったワシ。 もちろん、ウソだ、アホかワシは。笑 後ろ滑りと、前踏切での半回転ぐらいならできるけどな。笑
2008年11月23日(日) 「感動の押し売り」 社会 芸能人の描いた絵をオークションして、集まったお金をカンボジアに寄付するという。 カンボジアの人たちに役立って欲しいけれど、どこか違う方向に流れている気がする。 買う方と売る方の思いが一致すれば良いのだろうが、虚しい。 こんな絵に数百万円...、あんなものに数百万円...。 途中で芸能人もオークションに参加して値をつり上げる。 集金したお金は一億を超えるという。 日本国内でもいっぱいいっぱいな人がいる現状で、何をしようとしているのだろう。 人々の善意が、番組と芸能人という枠で仕切られて利用されているとしか思えない。 高額のお金が全てを解決するような手法に、虚しさだけが漂っている。 日本のバラマキ政治と同じでなければ良いのだが...。
2008年11月24日(月) 「お疲れ三日間」 WILLING ホントは三連休OFFだったのに、激烈に忙しい三日間になってしまった。 秘密の藝術教室で、朝から晩まで大忙し。 さらに母たちがカウンセリング学会に来ていたので、往復送迎&食事会で大忙し。 疲れ果てた三日間であった。 往復送迎するワシを見てAキラ、「タケシサンって、マザコンですか?」 アホか、お前は。笑 76歳の母親が来ていて、茗荷谷まで電車で往復しろって言えるか? むしろ「タケシサンはどうしてカウンセリング学会に出ないの」と突っ込めよ。笑 もちろん、メンドクサイからだよ。笑 以前に学会発表が足りないときに、協会のお偉いさんに駆り出された。 「あなたなら対象のものいっぱいあるでしょ、何か発表しなさいよ」 そのときは我慢して学会で発表したのだが、それ以降、発表や出席とは縁遠くなった。 研究のために、ワシはカウンセリングやってるんじゃない。 もちろん、発表がメンドクサイのもあるけど。笑 そんな話は置いといて、藝術教室、まだまだ心配なんだけど、うまくいきますように! まだ仕上がってない人、がんばってくださいよ〜。
2008年11月25日(火) 「ちょっと寂しいぞ、ワシ」 日常 パスポートが今日で切れる、急いで写真を撮って都庁に向かう。 10年使うんだぞ、もっと痩せておけばよかったのに...。笑 フィリピンのボラカイに行ってから、もう10年立つってコトか〜。 あの頃はダイビング旅行ばっかで、石垣にハマってたな〜。 今は何にハマってるんだろう...。 よくよく考えてみても、ハマってるモノがない。 ちょっと寂しいぞ、ワシ。
2008年11月26日(水) 「バラマキ政治」 社会 15歳以下の子供、65歳以上のお年寄りがいる家庭には金券を差し上げます。 地域振興券と呼ばれるものが1999年に登場した。 個人消費の促進という名目のもと、単なるバラマキ政治だった。 地域振興券を導入することによって、印刷や処理する役所の経費も余分にかかる。 7000億円の金券を配るのに、経費が1000億円かかった。 振興券をもらった家庭は生活費に使い、結局は消費が拡大する気配も見えなかった。 この愚策の反省もないまま、自公与党は定額給付金を再びバラ撒こうとしている。 愚策だと思いながらも、もらわなければ損をするような感覚に陥る国民感情。 もらえるモノは当然の権利としてもらうだろうが、政府を信用できない。 公共事業の拡大や、政治にかかるお金の抑制を真剣に考えてもらえないのだろうか。 新しいことをやらなくていい、もっと地道なことをして欲しい。 今この時代にバラマキ政治とは、愚かすぎて恥ずかしくさえ思う。
2008年11月27日(木) 「受験を前に」 WILLING 中学生の期末試験が終わり、試験結果と共に通知票が確定する時期。 入試結果よりも、実は一番気を遣う時期でもある。 都立を受験する子たちには、通知票が入試持ち点となる。 私立を狙う子たちには、通知票で単願推薦が決まる。 この二学期の通知票は、彼らの受験を左右する大きな関門だ。 絶対評価になってから、通知票はもう基準にならないのではと思う。 高校の取り決めなので、ウダウダ言っても仕方ない。 生徒たちから話を聞いて、学校選びを慎重かつ細かく決めていく。 受験を前にして、まず大きなゲートをくぐり抜けようとしている子たち。 どこかで気持ちがリラックスできたり、気持ちを安定させてあげたいと思うのだ。
2008年11月28日(金) 「あれから一年」 日常 今日はパティの命日です。 たくさんお人が、お花をくれたり、伝言をくれたり、ありがたいことです。 パティの突然の死から僕自身が立ち直るのに、多くの時間がかかりました。 長くて温かい10年だったから、忘れることができなくて何度も涙しました。 ラッシュの前では明るくしていよう、その思いが支えとなりました。 周りにいてくれるみなさんとの日常のおかげで、毎日が忙しく楽しく過ごせました。 今本当にパティのことをちゃんと思い出せるようになりました。 パティがいてくれた10年は、本当に楽しい時間でした。 もちろん、今ラッシュがいてくれる時間も、本当に大切な楽しい時間です。 一年経っても想い出してくれる人がいるパティは、幸せ者だと思います。 みなさんに、感謝しています。 ラッシュとパティの一番お気に入りの写真
2008年11月29日(土) 「今年の受験」 WILLING 朝から高校生の期末試験勉強と、中学生の受験相談です。 保護者の方と話す機会を毎月作っているのだけれど、11月は相談が多い。 受験校を絞りきれていない子たちにはハラハラする時間でもある。 今年はどうなるのか、まだまだ予測がつかない子たちが多い。 安全よりも挑戦、といった傾向が強い雰囲気。 自分的には鶏口牛後が良いと思うのだが、挑戦することも大切だと思う。 最近あまりない傾向だったので、ちょっと新鮮で気合いも入る。 志望校を早く決めた方が、気持ちの揺らぎが少なくて集中しやすい。 あと2ヶ月ですね〜、決断と挑戦でがんばっていきまっしょ〜っ!
2008年11月30日(日) 「マザコンでもいいんですよ」 日常 今週も母が仕事(教育カウンセリング学会)できている。 もちろんワシは出席しないけど。笑 今まで母に借りていたお金をやっと完済できたので、お礼を込めて食事に出かける。 ワシの一家は食べ物にうるさく、アレが好きコレが嫌いがケッコウ多い。 面倒なことは、一貫性がないので嗜好が掴みづらいことだ。 以前に「ロシア料理が好き」と言ったことを手がかりに、近所のロシア料理店に行く。 どうやらビーフシチュー系がお好みらしい、良かった。 息子のワシは、スープに肉が入ったもの全般が嫌いなんだけどね...。笑 こんな母思いのことをしていると、またAキラが言うに違いない。 「タケシサンッテ、マザコンデスネ」 マザコンでもいいんですよ、親を敬う気持ちを知ってもらえると嬉しいなと思う。 他者に気を遣ったり、敬ったりするのを見ながら子供は育っていく。 大人がしていることを見て、子供は礼儀やマナーをも学んでいくのだと思う。 Aキラもマザコンになってご両親を大切にできるようになってね。 苦手かもなロシアンディナーを食べながら、一人で苦笑いな夜だったのだ。 |