なかよし金魚
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2001年の夏祭りの夜、金魚すくいですくわれて我が家にやってきました。
金魚すくいの主は、金魚を置いたまま帰ってしまい
特に金魚が好きだったわけでもないのですが、金魚に罪はなく・・・
2-3cmだった彼らは、特に悩みもないようでどんどん大きくなり・・・
いつもガラス越しにこちらを見てはきちんと自己主張するまでに成長・・・
いつか立派な鯉になるものと思われます・・・





夏祭り
お祭りといえば、子供の頃の一大イベントのひとつで、 たこ焼き・イカ焼き・ソースせんべい・ベッコウ飴に綿菓子、 ヨーヨー釣りや金魚すくいも欠かせない。大人でも興奮するものだ。
しかし、すくった金魚をどうするのか。子供なら当然おうちに持ち帰り、 小さな水槽などを買ってもらうのだろうが、大人ならどうする?
うちの金魚は、すくってきた本人がいなくなってしまったので、 なぜか私が面倒を見ることになった、実はラッキー♪な金魚なのである。


出世しました
縁あってやってきた金魚たち。黒い出目金は大きくなれませんでしたが、 赤い普通の金魚と美しいひらひらしたヒレを持つ白と赤の金魚はすくすく成長。 飼育環境も徐々にランクアップしていったのでした。
  • 30cm のおもちゃのような水槽 + ブクブク
  • 30cm のおもちゃのような水槽 + ブクブク + 水草
  • 45cm の水槽 + ブクブク + 水草
  • 45cm の水槽 + ろ過スポンジつきブクブク + 水草
  • 45cm の水槽 + 上部ろ過 + 水草
60cm の空いている水槽があるので、金魚に提供しようかと思いましたが、 広い環境になれば今以上に巨大化しそうなので、 このまま45cm の水槽で我慢してもらうことにしました。
だって今やかるく15cm は超えるほど大きくなり絶好調なんですもの・・・。


なかよし金魚

なかよしこよし
2 匹の金魚は、よく食べよく遊びよく寝て育ちました。
実に仲がよく、見るからに楽しそうに追いかけっこをしたり、眠るときなどは 寄り添うようにしてぐうぐう寝るのでありました。
水槽やポンプ、サーモスタットつきヒーターといったごく基本的な飼育器材は、 海水魚のトリートメントタンクとして使用するためにいくつか余分を持っていましたが、 なんと金魚はヒーターなしです。 「なんてむごい、器材があるのに・・・」なんて言わないで下さい。 うちの金魚は四季の移り変わりを楽しみ(?)たくましくなったのですから。
水温の下がる冬は、互いの体温を感じるかのようにぴったりくっついて眠るのです。


真夜中の運動会
夕闇が金魚を眠りに誘います。
部屋の明かりが差し込まないように暗幕をかけてもらい、寄り添って眠りにつきます。 静かな夜が訪れようとしています。
が、夜も更けた頃、突然バッシャンバッシャン暴れ始め、薄暗い水槽の中で大運動会。 身体が大きく力もあるので、その騒ぎは隣の部屋にいても聞こえてきます。 一体何事かとのぞきこんでも普通の顔で問題はなし。翌朝になるとその原因が判明しました。 水槽の底一面の粒々、卵です。
幾度となくこんなことがありましたが、1 日でなくなってしまうので、 結局自分らできれいに食べてしまうようです。この金魚らがオスとメスなのか、それとも 両方がメスなのかはいまだに不明です。



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